昨年の菊花賞馬「アスクビクターモア」(父ディープインパクト)が熱中症による多臓器不全で、亡くなったという事ですが、放牧先での出来事なのですが、実に悲しい出来事です。

来年度から夏競馬は薄暮競馬に変更という事ですが、温暖化は世界中に色々な不幸をもたらしていますので、本当に残念なことだと思います。

 

何年か前からレース中のムチの使用制限がされ、動物を保護する政策が取られているのですが、日本は連続での使用が10回までとなっていますので、連続でなければ何回でも良い事になっています。

これがフランスでは1レースで5回まで、イギリスでは7回までとなっていますが、来年度からは騎乗停止や、ムチ使用の許容範囲を4回以上超えた場合は失格となるようで、罰則が厳しくなるようですし、ドイツでも今年から1レース当たり3回となって、4回の使用で14日間、5回の使用では42日間、6回では84日間、7回では5カ月に相当する168日間もの騎乗停止が自動的に適用されるに変更になっています。

 

また、オーストラリアではレース中の騎手と調教師が、F1レースの様に無線で交信したりできるようにする事や、ムチを使用しないか大きく制限するかを今年の夏競馬(日本の冬)から実施予定で話し合いが行われたようです。

日本の競馬も色々とグローバル化を図って行かないといけないし、改善が必要な時期にあるのではないでしょうかとは思うのですが、日本の競馬には最後まで追わなければ「油断騎乗」として制裁が待っていますから、なかなか難しい問題なのです。

研究室の皆はOB会のメンバー以外平日はエンジニア、土日は競馬を楽しんでいるのですが、夏の間は3週間交代で休むのです。
1年間で仕事の日は183日間、その代わり182日間はお休みなので、好きな事も旅行にもキャンプにも行けますし、全てが個人事業主のエンジニアなので、グループ毎に分担をして仕事を貰っていますし、皆で決めて半分はお休みにして生活を楽しんでいます。

競馬だけは傍から見れば特殊かもしれないのですが、皆で研究した結果で遊んでいるという事になるので、ギャンブルをしているという暗さはありません。
むしろ和気あいあいと楽しんでいるという感じです。

コロナの3年間は殆ど研究室を利用することも無くなって、それぞれの自宅で研究を続けていますが、集まる時はグループ毎に集まっています。