「コロガシ」を始めた要因は「ほったらかしの勝ち逃げ」で、奪われてしまった楽しみ「予想する」や「推理する」というのが無くなってしまったからと話しましたが、もう一つ大きな理由があったのです。
それは「勝ち逃げ」だと競馬の勉強にならないので、将来的に勉強しながら競馬を本気で覚えたいという、みんなの願いが込められているのです。
ボスは色々と手を広げるよりもという考えから、競馬はPランクをベースにして勉強して欲しいという願いを込め、「勝ち逃げ」だけを教えたのですが、結局は暴走してしまう人が多く出てしまったので、考えを変えて当時「特別レースの通常買い」に拘っていた、私を研究室に戻してくれたのだそうです。
なるほど「基本はPランク」だけど、2歳戦と3歳戦なら分かりや易いので、勉強のためになるとという事、消し馬の特徴的な事を分かって貰えるようにしたのですが、今正にその真意を捉えることが出来ました。
何故、全員で消し馬を探すことからスタートさせたのかというと、勝ち馬を探すよりも消し馬を探す方が簡単だという事なのです。
これができれば確かに「コロガシ」は、簡単にレースの取り捨てが可能になるし、勉強にもなるのです。
これが1人で選ぶと偏ってしまうからこそ、全員で取り込む姿勢で競馬を覚えやすくしたのですが、人数が多ければ本当は大変になるけど、Pランクの6頭だけなので比較的簡単にできるのです。
3人でやるときっと分かれてしまう可能性がありますが、4人なら対象は3頭なので少なくとも1頭は消し馬になる、したがって5人~10人、10人~20人と増えると消し馬はすぐに見つかります。
意外と冷静に判断してくれるので1人でやるよりは、程度の良い素晴らしい結果となるものです。
皆さんは逆に考えてしまう事が多いですから、勝ち馬を先に見つけようとしてしまうのですが、本当は消し馬から見つける方が早く結論がでます。
昨日は重賞レースについて消し馬の説明をしましたが、コロガシは1鞍目と2鞍目は2歳戦が中心ですから、最後に2歳戦について説明しておきます。
「占有率にC~Fが含まれるレース」・「末尾にw(牝馬限定)が付くレース」・「末尾に*印が付くレース」は難しいので、できるだけ対象から外してしまう。
対象レースの配当は掛け金の3.5倍以上になる様に組み合わせる必要がありますので、3連複オッズが3倍未満の組み合わせがあるレースは買わない事です。
こうして1鞍目が的中すれば2鞍目が外れて、3鞍目に進めなくなってもプラスが残りますので、完全にマイナスになるのは1鞍目が外れた時だけです。
したがって1鞍目は本当に大切なレースなので、的中できるレースを選ぶ事が大切です。
この事によって私達は「コロガシ」購入でマイナスになる事は少なく、余裕を持って勝負ができています。
また、長きに渡って勝負が可能なのもこの方法なのですが、競馬での勝負を諦める事なく続ける事ができるように考えられたものですし、良くできていると思っています。
こうして購入ルールが確立されているからこそ、勝ち逃げの嫌いな方はこの方法で競馬を楽しんで下さい。