今年の前半戦で印象に残ったG1レースというと「NHKマイルC」で、1頭だけ抜けた存在でしたがどちらも素晴らしい印象が残りました。

 

 

16番「ジャンタルマンタル」はスタート抜群、先行3番手で直線坂を上ってから追い出し抜け出して楽勝でした。

この馬はマイルぐらいがピッタリなのでしょうが、今年から日本で種牡馬となる「パレスマリス」の産駒として1番馬になれる可能性を秘めていますし、今後が楽しみです。

 

さて海外ではやはり「ドバイワールドカップ」、逃げて直線では影をも踏ませぬ物凄い競馬でブッチギリの優勝でしたから、強烈な印象を残したのが7番「ローレルリバー」、2着「ウシュバテソーロ」に8馬身半もの差をつけての文句なしの優勝です。

 

 

「ローレルリバー」の父は「Into Mischief」で日本でも成功している「Storm Cat」の血が流れておりますので、注目したい馬です。

 

欧州も北米も徐々に活躍種牡馬が変化してきているように、日本のリーディングも「キズナ」・「ロードカナロア」・「エピファネイア」と古馬はなっているのですが、2歳馬はちょっと今後の動きに注目です。

 

ただ、負けはしましたが2着、4着、5着、6着と4頭も上位に食い込んでいますので、日本馬のレベルが分かるというものですし、「ドバイシーマクラシック」でも2着、3着、4着は日本馬が入ったように、日本の競馬レベルは世界で十分に戦える環境が整ったという事です。

これからもどんどん挑戦して欲しいと思っています。