私達の「パソコン修理工房」と「競馬研究室」はエンジニアさんの集まりなのですが、決して最終的な楽しみが競馬ではありませんし、在籍者の半分のエンジニアは残念な事に、パワハラや無理なサービス残業バリバリの会社で働き、行き場所を失った人が半分、最初から自分の好きな仕事をしたいと集まった人が半分です。
私達の工房には沢山の音響製品やカメラもありますが、CGデザインや動画編集をしている人もいますし、パソコンの修理や組立や設定だけではなく、ホームページの製作なども含め多種多様の業種に渡っております。
全体的にはグループ内の個人事業主やフリーランスも含めると、100人は超えると思うのですが、皆で横繋がりでビジネスをしてきましたので、自分の好きな事をやるために色々と助け合いながら仕事をしてきたのです。
競馬好きのエンジニアが多いので研究室ができたのですが、データ収集から分析までアナログだった時代からパソコンによってデジタル化されて、45名前後が研究室に所属して9チームに分かれて、研究課題を見つけては楽しみながら、ストレスフリーな環境で競馬を楽しんでいます。
他にCGデザインやホームページの制作者も多少はおりますが、動画の撮影やドローンの撮影もできるスタッフもいて、競馬に全く関係のない関係者も100人近くは繋がっており、色々な分野で活躍中です。
皆さん結構壮絶な経験をしたことがあるようで、特に女性はセクハラにあったりと非常に厳しい環境で仕事をしてきており、ストレスで精神的に自分を見失ったりと、そこでは考えられない事が起こっていたようです。
私はフォトグラファー7年、昨年からビデオグラファーの勉強を始めて、映像に憑りつかれているのですが、父の影響もあって競馬も撮影のない土日は競馬を一緒に楽しんでいます。
最初は韓国系の会社に契約社員として勤めたのですが、4年目に入った途端に業績悪化で解雇、次はパソコンの周辺機器の販売会社に勤め、こちらはパワハラが当たり前会社で3年で独立転職する事になりました。
結構このケースがエンジニアの皆さんには多いのですが、パソコン主流時代はそれが普通だったようです。
カメラの勉強はその会社にいた時に物撮りを沢山やらされて、とても充実していてカメラは楽しいなと思うようになり、独立を考えたのです。
懸命にためたお金でカメラを買って、4年で6台を購入し現在は4台体制で色々な作品を撮っていますが、最近は動画が楽しくてどんどん引き込まれています。
こうして考えるとカメラにしても競馬にしても、自分の好きな事だから続けられるのですが、今は本当に充実しています。
誰でもこんな環境で仕事ができたらと、横繋がりを増やしながらその先に進んで行こうと、今は多少きつくても動画の仕事を中心に撮っています。
競馬は競馬場の思い出が沢山あるので、写真も動画もいつかじっくりと時間を掛けて撮りたいと思っています。
意外な事に競馬好きの人達は沢山おりますが、海外の競馬に興味のある方は少ないのです。
今回は最後に「凱旋門賞」についてお話しておきます。
昨年の「凱旋門賞」は1着「アルピニスタ」、2着「ヴァデニ」、3着「トルカータータッソ」と入り、4頭挑戦の日本馬は11着の「タイトルホルダー」が最先着と衝撃の結果になりました。
今年はディープ産駒の「オーギュストロダン」が1番人気になっていますが、出走する予定ではないようですが、仏ダービー馬の「エースインパクト」やキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスを勝った「フクム」、愛オークス馬の「セーブザラストダンス」はこのレースを目標にしているようです。楽しみです!