夢を追いかけて米G1「サンタアニタダービー」に参戦した「マンダリンヒーロー」(父シャンハイボビー)は地方の大井競馬所属の藤田輝信厩舎の馬です。
騎手はカナダで活躍中の木村和士騎手、レースは1着「プラクティカルムーブ」(父プラティカルジョーク)が重賞3連勝でG1制覇、2着になんとハナ差で「マンダリンヒーロー」が入り、地方馬海外ダートG1初連対となり、3着は「スキナー」です。
こんなに早くこんなチャンスが来るなんて本当にビックリですが、勝った「プラクティカルムーブ」はG2「ロスアラミストF」、G2「サンフェリペS」を勝って重賞を3連勝ですが、「ハイセイコー記念」と「雲取賞競走」2着と5戦4勝の「マンダリンヒーロー」にも密かに期待してました。
レベルの高い米ダート競馬での好走は、もうダート競馬でもレベル的には世界に通用するという事だと思うのですが、最近は米国血統の種牡馬が多く輸入されるようになったからかもしれないですが、「サンデーサイレンス」から「ステイゴールド」へ、そして「オルフェーヴル」へと繋がった種牡馬達からは、近年ダートで活躍する馬が出ています。
もうこれは偶然ではないような気がしますし、これからも期待大ですがダートの三冠レースができたらもっと地方競馬も盛り上がると思います。
一応、JRAと地方競馬で2024年からダート競馬の変革を計画しているようですので、それにも期待したいです。