競馬は通常買いでは勝つ事ができなかったので、余計に「競馬中毒」にハマリ込んだのが原因で家業を継ぐことになって、田舎に帰ったのですが、25年間も馬券の買えない生活でも研究室のみんなに助けて貰い勉強だけはしてきたのですが、苦労させた息子と娘に家業を任せて、嫁さんと二人で50歳を過ぎてからの関東での生活は二人にとって、できなかった夢を叶えるための移動となりました。

 

私達の研究室はもう40年を超えて41年目に入ったのですが、無理だと言われる競馬で常勝を目指すという事が一つの目標となって、楽しみながら競馬に取り組むというのが発足時の考え方でした。

その時は既に「勝ち逃げシステム」は実験購入から、実際の購入に変わっており7人程の小さな集団から始められました。

 

「勝ち逃げ」イコールPランクによる「増額法購入システム」で、「倍掛け購入法」(中本式)と「ココモ式購入法」(伊沢式)がベースになって枠連時代から、馬連、馬単、3連複、3連単と変化して行ったのです。

これらの方法は推理する楽しみが全くないので、それこそ機械的に購入をしていく事しかないのですが、研究室に戻って来る前に気付かされたのです。

 

 

好きな馬を買わない、要らない、見るだけの三原則は今でも大切な要素です。

好きな馬がいても、馬券の対象にしないで買わないで、あくまでも競馬は「勝ち逃げ」で勝負するというのがルールなのですが、破っても叱られる訳ではないので、それで私も「シゲ」さんも失敗を何度か繰り返しました。

 

「コロガシ」もここ2、3年でやっと購入が可能になったのですが、皆さんもお分かりの様にPランク1位の馬は常に購入対象になっていますから、考え方は全く「勝ち逃げ」と同じですし、配当が良くなる工夫がされています。

常に改良がされていますが、データに基づいて進化しているのですから面白いのです。

 

1日の24鞍や36鞍を全部的中させる事は無理ですが、12鞍中1鞍を的中させるなら誰でもできそうと思ったそうです。

しかもコロガシの時もそうですが、「Pランク」の中から勝ち馬を探さないで、負ける馬を先に見つけるという発想なので、逆の考え方なのです。

 

コロガシの対象レースが、2歳戦と3歳戦が中心なのはハンデ戦がないからなのですが、ハンデ戦はデータ的にも判断が難しいからで、3勝クラス以上のハンデ戦以外のレースも情報量が多いので比較がしやすいからです。

それでも世界中のG1レースは遊びとして、勉強する意味も含めて購入をしますが、5000円から1000万円で楽しんでいます。

「勝てる競馬」と「好きな競馬」は一緒にはならないのですが、同じだと思っていませんか?

 

日本調教馬が世界の競馬で活躍できるのも、レベルが根底からアップされ競馬の開催システムが完璧に行われている事が一つの要因であることは紛れもない事実なのです。

これからも日本馬には頑張って貰って「凱旋門賞」や「ブリーダーズCクラシック」で勝って欲しいです。