「昔は雲の上」の存在だった「ケンタッキーダービー」ですが、「今は雲の中」と日本馬にも優勝のチャンスがチ数いたと思ったのが昨年の事です。

日本から3頭もの3歳馬がチャレンジしましたが6着「デルマソトガケ」・12着「マンダリンヒーロー」・取消「コンティノアール」と18頭立ての6着に入った訳ですから、一歩一歩着順を詰めてきています。

 

 

チャンスは十分にある訳ですが、「ケンタッキーダービー」と「凱旋門賞」の日本馬制覇は研究室の夢でもあります。

今年も11番「フォーエバーヤング」と10番「テーオーパスワード」の2頭が出走ですが、血統や成績等に触れておきます。

 

「フォーエバーヤング」(父リアルスティール→ディープインパクト→サンデーサイレンス)は「サウジダービー」と「UAEダービー」を勝ってデビューから5連勝何とも頼もしい馬です。

「テーオーパスワード」(父コパノリッキー→ゴールドアリュール→サンデーサイレンス)はデビューから2連勝でのチャレンジとなります。

 

偶然ですがどちらにも米クラシック2冠馬の偉大な種牡馬「サンデーサイレンス」の血が流れていることでも、期待が出来そうで、海外の前売りオッズでは4番人気「フォーエバーヤング」、13番人気「テーオーパスワード」となっております。

米国勢では17番「フィアースネス」父City of Light(5戦3勝/BCジュベナイル・フロリダダービー)が3.5倍で1番人気、2番「シエラレオーネ」父Gun Runner(4戦3勝/ブルーグラスS)が4.0倍で2番人気、4番「キャッチングフリーダム」父Constitution(5戦3勝/G2ルイジアナダービー)が9.0倍で3番人気となっています。

 

人気になっている「フィアースネス」はフロリダダービーを持ったままで13馬身半もぶっちぎって勝っておりますが、運が悪いのか不利だといわれる17番枠からのスタートですので、どんな競馬になるか注目です。