国内競馬史上G1同着の「サンテミリオン」逝く!(シゲ)

2400m走って同着になった2010年の「オークス」は史上初めての出来事になったのですが、1着になったのは長い写真判定の結果、「アパパネ」蛯名正義騎手と「サンテミリオン」横山典弘騎手、10分以上に及ぶ写真判定でも2頭のハナ面はピッタリと並んでいたのを思い出します。

同じレースで2頭のG1馬が単樹するという結果には驚いてしまいますが、 私にとっても忘れられないレースとなりました。

 

 

天候が思わしくなく小雨の中、稍重でレースが行われましたが、稍重としてはテンの流れが速いと思ったものです。

「アパパネ」はこの後「秋華賞」を勝って牝馬三冠馬となりましたが、2012年の「安田記念」を最後に引退、「サンテミリオン」は「オークス」後は1勝もする事ができず、2013年1月に引退し繁殖牝馬となりました。

 

繁殖でも「ジナンボー」や「アカイトリノムスメ」(秋華賞)を残した「アパパネ」、「サンテミリオン」は繁殖でもいい子を残せなかったですが、あの「オークス」での印象は強烈な物でした。

最後の子の父は「サートゥルナーリア」、今年デビューですので活躍して欲しいですね!

残念ながら3月4日に病気で亡くなりましたが、思い出をありがとう冥福をお祈りいたします。