久々の登場で研究室でも「ヤマト」と呼ばれていますが、本当は「ひろかず」です!

研究室での研究内容のメインは、毎年導入される新種牡馬について調べているのですが、2024年度は下記の様に話題性と期待で一杯の新種牡馬誕生です。
今年からですから産駒が走るのは3年後なのですが、いつもより楽しみな馬が多いので注目してみました。
★ダーレー・ジャパン スタリオン コンプレックス(日高町)
1:「パレスマリス」14歳(父カーリン):米三冠レースの「ベルモントS」、「メトロポリタンH」とG1レースを2勝しています。
既に輸入馬として「ジャンタルマンタル」がG1「朝日杯FS」を勝っていますし、「ノーブルロジャー」もG3「シンザン記念」を勝っており、今年最大の人気種牡馬となりそうです。
2:「ヨシダ」10歳(父ハーツクライ):日本の「ハーツクライ」産駒の逆輸入種牡馬となりますが「ターフクラシック」芝1,800mと「ウッドワードS」ダート1,800mと芝のG1とダートのG1を勝っているように、異色の存在です。
3:「アダイヤー」6歳(父フランケル):G1「英ダービー」・G1「キングジョージ6世&クイーンエリザベスS」を勝っていますし、父フランケル産駒は日本でもG1馬がでているようにかなり適正はあると思います。
母方にドバウィが入っているので楽しみです。
4:「フクム」7歳(父シーザースターズ):G1「コロネーションC」とG1「キングジョージ6世&クイーンエリザベスS」を勝っておりますし、母方にキングマンボが入っていますので、日本の競馬にも合いそうです。
★社台スタリオンステーション(安平町)
5:「イクイノックス」5歳(父キタサンブラック)満口:G1を6勝して日本競馬だけでなく世界最高レースホースに輝いただけに、既に満口と大人気です。
6:「グレナディアガーズ」6歳(父フランケル):G1「朝日杯FS」を勝っており、種牡馬としても期待できそうなフランケル産駒です。
7:「シュネルマイスター」6歳(父キングマン)満口:G1「NHKマイルC」で優勝し、「安田記念」でも3年連続馬券に絡んで人気を博しました。期待値優秀で既に満口です。
★ブリーダーズ・スタリオン・ステーション(日高町)
8:「ピクシーナイト」6歳(父モーリス):21年のG1「スプリンターズS」の優勝馬、軽快さと血統的魅力で種牡馬になりました。
★優駿スタリオンステーション(新冠町)
9:「ウエストオーバー」5歳(父フランケル):G1は「愛ダービー」・「サンクルー大賞」・「キングジョージ6世&クイーンエリザベスS」2着・「凱旋門賞」2着・「ドバイシーマクラシック」2着・「コロネーションC」2着と輸入種牡馬では実績上位です。
10:「ヴェラアズール」7歳(父エイシンフラッシュ):G1「ジャパンC」を勝っており、期待値で種牡馬に抜擢です。
11:「オナーコード」13歳(父エーピーエンド)満口:G1「メトロポリタンH」)、「ホイットニーS」を優勝しており、産駒にも重賞勝ち馬がいる事、母系に「ストームキャット」が入っているので期待値が大きく既に満口です。
12:「ジュンライトボルト」7歳(父キングカメハメハ):G1「チャンピオンズC」と実績は少ないのですが、三代母が「エアグルーブ」という事で期待値の大きな種牡馬です。
内国産種牡馬としては文句無しなのが「イクイノックス」ですが、内国産でも輸入種牡馬にも「フランケル」産駒が3頭もいますのでチョット気になってます。
中でも「ウエストオーバー」は「ドバイシーマクラシック」で「イクイノックス」の2着、「凱旋門賞」でも「エースインパクト」の2着、「キングジョージ6世&クイーンエリザベスS」も「フクム」の2着と成績は素晴らしいですので、3年後がちょっと楽しみです。