イギリスは日本の戦国時代の1539年にはチェスターに競馬場(現在のチェスター競馬場)が常設されており、その後ドンカスター、ニューマーケット、ヨークに次々と競馬場が造られ17世紀初頭には、彼方此方で競馬が行われるようになったようです。

500年近い歴史があるのですから驚きです。

 

現在は12カ所の競馬場が運営されておりますが、まだ行ったことのない競馬場もあって、全て周る迄は出張の合間を利用して、行ってみたいと思っておりますが、ロンドン周辺の競馬場から取り上げます。

イギリスの競馬場は変わった形の造りが多いので、楽しみがありますが「アスコット競馬場」、「エプソム競馬場」、「ニューマーケット競馬場」の3場を取り上げます。

 

今回はディープインパクト産駒のラストクロップ「オーギュストロダン」が出走したレースをベースにしました。

 

(各競馬場のホームページにアクセスできるようにしていますので、競馬場のチケットはこちらで購入できます。)

アスコット競馬場:「South Western Railway」の「Waterloo駅」から「Ascot駅」まで52分、競馬場までは歩いて10分です。

「キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス」が行われる競馬場で、ドレスコードが厳しい事もあって人も競馬場もエレガントです。

 

(オーギュストロダンは10着のシンガリ負け、フクムが優勝しました。)

 

「エプソム競馬場」:「South Western Railway」の「Waterloo駅」から「Clapham Junction駅」まで8分、そこから「Southern」で「Epsom Downs駅」まで50分、競馬場まではバス又はタクシーで10分程度です。

「ダービー」と「オークス」が行われる、230年以上の歴史を持つ競馬場です。

 

(オーギュストロダンの見事な優勝、2着はキングオブスティールでした。)

 

「ニューマーケット競馬場」:ロンドンの「Kings Cross駅」(Great Northen線)と「Liverpoor Street駅」から「Cambridge駅」(1時間10分前後)まで行き、乗り換えで「Newmarket駅」(Greateranglia線)まで行きますが、駅からは無料のシャトルバスがあります。

イギリス競馬の拠点でもありますし、非常に大きな敷地内に調教場も有りますが、1000ギニーと2000ギニーのクラシック発祥地です。

競馬の町として知られており、とてものどかな素敵な町です。

 

(オーギュストロダンは12着、優勝はフランキーが乗ったシャルディーンでした。)

 

イギリスの競馬は午後2時くらいからですので、1日6鞍から7鞍が普通ですが、夏場は夜に競馬が行われる競馬場も有ります。

今回は期待の「オーギュストロダン」のレースを参考に観て参りましたが、これまで「フューチャリティトロフィー」、「英ダービー」、「愛ダービー」、「アイリッシュチャンピオンステークス」、「ブリーダーズカップターフ」と5つのG1を勝っていますが、馬場が悪いとぼろ負けしています。

 

今年も現役を続けるようですが、ドバイに駒を進めるようですので楽しみです。