「キングジョージ6世&クイーンエリザベスS」(KGVI & QES)と「凱旋門賞」(Prix de l’Arc de Triomphe)の2鞍の国際G1レースは、研究室のみんなが日本馬に一番勝って欲しいレースなのです。
研究室は「この2鞍のレースの応援に行こう!」が目的で、その旅費を作るためだけに作られたのですから、毎年研究室の誰かが応援に出掛けています。
「KGVI & QES」は2000年「エアシャカール」5着(武豊騎手)、2006年「ハーツクライ」3着(C.ルメール騎手)、2012年「ディープブリランテ」8着(岩田康誠騎手)でこれが最後ですのでちょっと寂しいですが、今年はディープインパクト産駒の「オーギュストロダン」がブックメーカーの前売りで1番人気となっています。
1:「オーギュストロダン」(Auguste Rodin)牡3歳:英ダービー&愛ダービーの優勝馬
2:「キングオブスティール」(King Of Steel)牡3歳:英ダービー2着・G2キングエドワード7世S優勝
3:「フクム」(Hukum)牡6歳:22年コロネーションC優勝
4:「エミリーアップジョン」(Emily Upjohn)牝4歳:23年コロネーションC優勝
5:「パイルドライヴァー」(Pyledriver)牡6歳:22年KGVI & QES優勝
6:「ルクセンブルク」(Luxembourg)牡4歳:愛チャンピオンS優勝・タタソールゴールドC優勝
7:「ウエストオーバー」(Westover)牡4歳:愛ダービー優勝・サンクルー大賞優勝
8:「ドーヴィルレジェンド」(Deauville Legend)セ4歳:メルボルンC4着
その他に「Hamish」・「Point Lonsdale」・「Bolshoi Ballet」等が登録していますが、最高でも11頭前後でのレースとなりそうです。
2020年のレースはコロナ騒ぎが無ければ現地に行く予定でしたので、とても印象に残っているのですが、この年は3頭立てでおこなわれ、勝ったのが「エネイブル」(L.デットーリ騎手)、2着「ソヴリン」、3着「ジャパン」でした。
「エネイブル」は「KGVI & QES」を3回、「凱旋門賞」2回2着1回と牝馬では考えられない成績を残しましたが、3度観戦に行きましたし、今でも最高の思い出でフランキー(デットーリ騎手の愛称)が乗っていたこともあって忘れられない馬です。
夏競馬の日本にはG1はありませんし、「新潟」と「札幌」だけの変則的な開催ですので、海外のG1を目一杯楽しみたいものです。
◎その他のG1レース
●独「ダルマイヤー大賞」T2,000m(ミュンヘン競馬場)
●仏「ロートシルト賞」T1,600m(ドーヴィル競馬場)