「コロガシ」のラストレースである、3鞍目や4鞍目はどうしてもその日のグレードレースに目移りしてしまうもので、玉砕覚悟で勝負して失敗するケースが多いのです。

しかも、他に取りやすいレースがあっても、どうしても重賞レースに目が行ってしまうので、本当に困ってしまいますけど、気持ちは分かりますので駄目という事はありません。

 

しかし、夏競馬の重賞レースには力の抜けた馬が出走する事は本当にまれなのですが、「札幌記念」だけは秋競馬に向け又は海外遠征のステップレースとして結構いいメンバーが揃います。

皆さんも夏競馬に突入してからの重賞レースは流石に難しいと認識されたと思いますが、海外ではこの時期に沢山のG1レースが行われています。

 

夏競馬中の「コロガシ」は早目に決着をつける事と、注意しながら勝負をする事が大切です。

私達は「勝ち逃げ」がベースになって、そのプラスによって「コロガシ」ができますし、1ヵ月に最低2回は「コロガシ」の成功がありますし、深追いしないように注意しながら勝負しています。

 

どんなに魅力的なレースがあっても過信しないようにというのがモットーです。

昔も「コロガシ」は年に1度か2度の成功しかなく、普通は大幅にマイナスなのですが、グループ分けして皆で軸馬やヒモを決めるようになってからは、成功率が10倍から15倍は増えたようで、どうして最初から気付かなかったのか後悔しています。

コロガシの研究は1992年くらいからだったと思いますが、もう31年になるのですね!

 

今また「古馬戦どう買うか」や「*印を追いかけてみよう!」で、「勝ち逃げ」や「コロガシ」の研究が行われて、研究室でも大注目されています。

「勝ち逃げ」についてはちょっと触れましたが、今週は3場開催になりますので、対象レースも多くなって期待できそうですから、ちょっと紹介したいと思います。

 

注目は馬連と3連複ですが、「古馬戦どう買うか」か「*印を追いかけてみよう!」のどちらで勝負するかは、チーム毎に考え決定するようです。お楽しみに!