今週はG1「ホープフルS」と大井競馬場で行われる「東京大賞典」です。

 

★G1「ホープフルステークス」は2歳戦今年最後のG1レース、「クロワデュノール」が一歩抜けた感じですが、「キタサンブラック」産駒で大物感が漂うセンスあふれる「G2東スポ杯2歳S」含む2連勝の内容も素晴らしいですし、時計も優秀です。

同じく2連勝の「マジックサンズ」は「キズナ」産駒で「阪神JF」を勝った「アルマヴェローチェ」を「G3札幌2歳S」で破っているだけに、侮れない存在です。

もう一頭連勝中の「マスカレードボール」も「LアイビーS」の内容が良く、「ドゥラメンテ」産駒の良いところが出ていて、時計も優秀だし血統的にも注目したい馬です。

 

 

昨年のこのレースを勝ったのが牝馬の「レガレイラ」、ダービーでも5着と掲示板を確保し、「有馬記念」では見事64年ぶりに3歳牝馬の優勝となりました。

残念ながらレース後の25日に骨折が判明しましたが、1960年の「スターロッチ」以来とい素晴らしい記録を作りました。

 

ほかにも「アマキヒ」や「クラウディアアイ」や「ジョバンニ」等もいますので面白いレースになりそうです。

ドラマと言えば武豊騎手のG1完全制覇はこの「ホープフルS」を勝てば達成されますので、そちらも楽しみです。

 

★G1「東京大賞典」はやはり7歳となった「ウシュバテソーロ」オルフェーヴル産駒のこのレース3連覇がかかっているのですが、歴代でも現役でも賞金王なのです。

 

 

ただ7歳になってからは優勝がありませんのでちょっと心配もありますが、勝って欲しいですね!

「ケンタッキーダービー」と「BCクラシック」3着の「フォーエバーヤング」リアルスティール産駒もメンバー的にも負けられないし、「チャンピオンズC」2着の「ウィルソンテソーロ」キタサンブラック産駒も有力候補の1頭ですし、3歳馬の「ラムジェット」や「グランブリッジ」にもチャンス有りです。