自宅で焙煎すれば珈琲は新鮮で美味しくてコスパも最高!(KEI)

 珈琲豆も200g1,000円前後が、値上がりして現在は200g2,000円が普通になりましたし、色々な事情が加味されて値上がり傾向にあります。

珈琲の生豆は焙煎後の店頭価格は2倍から4倍が普通ですから、エチオピアの高級豆でも1Kgで4,000円、焙煎後は目減りもあるので9,000円前後になりますが、ちょっと前までは200gで200円くらいでしたので随分と価格が上昇しました。

 

保存方法さえ間違えなければ自宅でも焙煎が可能ですし、新鮮な美味しい珈琲が飲めますので挑戦してみると良いです。

出来たら焙煎してすぐ飲むよりも3日ぐらい置いてから飲むようにすると、味が安定して美味しいですし、焼き具合は何度か時間をチェックして、美味しさをチェックして自分に合う珈琲を見つけ出すのがコツです。

最高の状態を見つけ出しましょう。

 

★weroast HOME ROASTER34,800円前後 ★コーヒー焙煎機Tufduzo20,477円前後

 

 

 

★ダイニチCafe Pro34,760円前後 (音が静かです!)

 

 

最近では家庭用の面白い焙煎機が沢山ありますし、良くできた製品もありますので紹介していきますが、できるだけ簡単に設定できるものを中心にと考えています。

どれも熱風式焙煎ですからムラが少なく、しっかりと火が通るので扱い易くて簡単です。

注意事項としては、かなり本体が熱くなるので連続運転はしないで、冷やしてから使うように心掛けて下さい。

どれも5万円以下の製品ですので、自家焙煎が十分に楽しめますし、生豆の方が安いので経済効果抜群です。

コーヒーを飲むのに健康に注意が必要なこと!(SHO)

 コーヒーに色々なものが寄り添って新しい珈琲ライフが広がりつつあるのですが、先日JBC「バリスタチャンピオン」の大会の動画を見せて貰いましたので、色々と楽しませて貰いました。

ただ特別に感じた違和感もありましたし、非常に「おうちカフェ」からは離れた感じがあって少し残念に思ったこともあります。

 

これまでのコーヒーブームをけん引してきたコーヒー店でもそうなので、ちょっと触れてみたいと思います。

健康に関する問題が徐々に取り上げられるように、ミルクとシュガーの使用量の件と他にも金属フィルターのLDLコレステロールの問題もそうなのですが、脂質と糖質の取り過ぎに注意が必要なのとLDLコレステロールの件は、私達もいち早くこの問題に取り組む必要があったからです。

今回、私達は仲間と共に健康診断を兼ねて検査入院をしましたが、みんなの食生活の中で問題視されたのが脂質と糖質の取りすぎ問題で、コーヒーだけの問題ではなく、普段の食生活の中で摂取する脂質と糖質には大いに注意が必要なことが分かったからです。

 

皆さんの中でもラテやマキアートやオレといった、ミルクを使った珈琲を飲まれる方が多いと思うのですが、各コーヒー店でも利用者がとても多いと思うのです。

食生活の変化で糖質も脂質にも十分に注意が必要であることが、こんな形で分かったのですから本当にビックリです。

 

 

 

糖質分の取り過ぎは肥満症、高血圧、脂質異常症、脳梗塞、心筋梗塞、がんなどのリスク、2型糖尿病、うつ病、骨粗鬆症、アルツハイマー型認知症、腎臓病、肝障害など、脂質の取り過ぎでは脂質異常症(高脂血症)、動脈硬化、狭心症、心筋梗塞、脳出血、脳梗塞などです。

欧米ではLDLコレステロールが注目されていますが、もうすでに日本でも注目されていて、今回の健康診断でも45人中7人もの研究員やOB会で脂質異常が見つかりました。

 

この原因は食生活に大きく関係しており、コーヒーもミルクや砂糖を使ったものが多く、食事も油を使った料理が多いこと等の特徴があって、通常は70~139mg/dlですから7人は139よりも高く治療が必要であるという事になって、検査入院をしなければ分からなかったという事になります。

例えばミルクは栄養管理士の方は、成分無調整のミルクを進めていますが、100mlでの8g脂質、ホイップクリームですと100mlで26.7gと結構多いのです。

人間が1日に必要な脂質は年齢や性別により37g~60gです(男性の方が10%前後多いです)。

糖質は白米150g(茶碗1杯)55.2g(6枚切り食パン2枚もほぼ同じ)、砂糖9g(大さじ1杯)8.9gですが人間が必要な糖質は30代~40代で男性なら388g、女性は295gが目安となりますが、男性と同じ量を摂取すると女性の方が早く肥満が進んでしまいますし、1日の運動量にも関係するようです。

 

例えば1枚で200g前後のローストンカツを食べると脂質は60gを超えてしまいますので必要量を超えますし、その他の食品にも脂質はありますので簡単にオーバーしてしまうのです。

そのほかにも植物油を使って肉野菜炒めを作っても200gで29g前後ありますので、近年はどうしても脂質の多い食べ物を摂取することが多くなって、脂質異常症の人が多くなりました。

 

この糖質と脂質の摂取過剰は肥満に繋がりますので、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞を減らすにはミルクの使用量にも注意が必要なのですが、僕はミルクの入ったコーヒーは1日1杯にして、塩分と糖質と脂質の摂取には注意しています。

健康が一番大切なのですが、以前からチーズが大好きなので、おなかをよく壊しますが、朝にシリアルを良く食べる人は特に注意するよう心掛けて欲しいものです。

 

また、金属フィルターでの抽出では、コーヒーに含まれる油性分が濾過されないで抽出されてしまう事、紅茶やお茶に使われているティーバック(珈琲にも使用されている製品があります)からは大量のマイクロプラスチックの検出がされています。

いったいどうしてこんなことが起こったのでしょうか、とても難しい問題です。

 

何年もかけて体に蓄積していきますので、元に戻すのにも長い時間が必要になりますし、脂質や糖質の高いオイルを使った食べ物には注意をして、できたらオイルの使わない煮たり、蒸したり、焼いたりの食べ物を多く食べるようにして、脂質を1日50g前後に、糖質を必要なカロリーの20%前後に抑えると理想的ですと言われても、どのようにしたら良いかは管理栄養士さんにでも相談しない限りわかりません。

 

今回このように検査入院して、病院の管理栄養士の方に説明していただき、いろいろと食べ物のことが分かった次第です。

やはり、定期的な検査が不可欠であることを再認識しましたが、皆さんも注意してください。
LDLコレステロールについては、金属フィルターを使用中止でやはり異常示していた研究員の数値は明らかに改善しましたし、今後の経過をチェックしてみたいと思います。
私達は主にペーパーフィルターを使用していますが、金属フィルターを使っている研究員も多いのです。
また、ネルドリップも人気ですので、健康問題に関係があるのかどうかも調べてみたいと思っていますが、皆さんも機会がありましたら情報を共有してください。

「パカマラ種」はとても美味しいシングルオリジン!①(SHO)

良くコーヒーに特別に拘っている訳ではないのですが、一歩足を踏み入れたことですっかりコーヒーの魅力に取りつかれてしまいましたし、その魅力は計り知れなくこれからも楽しみの一つになりそうです。

その入り口の第一歩には「ゲイシャ種」がありましたし、その華やかなジャスミンやレモンの香りと、柚子の様な酸味にとても驚いたものです。

他にも「ブルボン種」や「ティピカ種」等がありますが、今回は「パカマラ種」を取り上げます。

中南米「エルサドバドル」の研究所で交配され育てられたのが「パカマラ種」ですが、調べてみるとパカス種(Pacas)とマラゴジッペ種(Maragogipe)を交配という事でこんな名前になったそうです。

 

「パカス種」は「ブルボン種」の突然変異種で背の低い樹木と高品質な味が特徴、「マラゴジッペ種」は「ティピカ種」の突然変異種で、非常に大きな豆(エレファントビーンと呼ばれる)が特徴で背の高い樹木の組み合わせで、「マラゴジッペ種」の遺伝子を受け継ぎ非常に大きな豆が収穫され、これが「パカマラ種」の最大の特徴になっています。

 

不均一な形状になることもあり、選別や焙煎に注意が必要ですが、カッププロファイル(風味)は複雑な味わいに柑橘系やベリー系の明るい酸味とフローラルな香り、キャラメルやチョコレートのような甘みがバランスよく調和してます。

「マラゴジッペ種」の影響で、滑らかで厚みのあるボディが感じられる場合が多いですし、スペシャルティコーヒーのコンテスト「カップ・オブ・エクセレンス」などで高い評価を受けることがあります。

標高1,200~1,800メートルの高地で、肥沃な火山性土壌を好みますが、樹木が大きくなる傾向があり、収量が低めで病害虫への耐性も弱いため、管理が難しい品種です。

 

主な生産地としては「エルサルバドル」がパカマラの発祥地であり、代表的な産地ですが、その他にも近隣の「グアテマラ」や「ホンジュラス」、「ニカラグア」など中米諸国でも栽培されてます。

スペシャルティコーヒーでの人気もあって、ユニークな風味と希少性から、高級スペシャルティコーヒーとして扱われることが多く、浅煎りから中煎りで特徴が際立ちます。

 

「パカマラ種」は「大きな豆」と「複雑で華やかな風味」が最大の魅力ですが、栽培の難しさから生産量が限られるため、プレミアムなコーヒーとして楽しまれていますし、本当に雑味のないクリーンな味わいが素晴らしいです。

 

今回は「Owlet Coffee」さんの「El Salvador/サンタアナ・ロスナランボス農園」の「パカマラ」です。

 

 

今回は粗挽きにして「ハリオV60」と中細挽き「オリガミ&ウェーブペーパー」の2種類で、淹れてみました。

基本的にはどちらも美味しいのですが、残念ながら100gだけでしたので、我が家では3人で飲むので3回淹れると終わりです。

200gにすれば良かったですが、ネルドリップもしてみたかったですし、その他の豆も欲しかったので3種類を購入しました。

特徴としてはフルーティでとても美味しいですし、優しい酸味と温度が下がるとさらに別の果実の味があって、香りも優しい香りでとてもクリアで綺麗な琥珀色です。

 

3種類の中でも華やかなのが「Costa Rica」の「Orange Typica/Honey」でとてもフルーティーで、色々なフルーツのニュアンスが絡み合ってとても美味しいシングルオリジンでした。

アイスにしてみたらさらに美味しいかもですが、機会があったらチャレンジしてみたいです。

珈琲ミルの優れものハンドミルと電動ミル!「電動」(KEI)

今回は電動ミルという事になりますが、業務用と家庭用では価格も大きく変化しますので、やはり家庭用を中心に考えたいと思いますが、浅煎りからエスプレッソ迄の対応ミルで非常に良質な製品が沢山市場に出ています。

金額が10万円以下で購入できる製品で挽き目が綺麗で、クリーンな珈琲が淹れられる製品を選んでみました。

 

★「Varia VS3」(56,100円前後)コニカル刃方式

★「Fellow Opus Conical Burr Ginder」(36,300円前後)コニカル刃方式

★「Fellow Ode Brew Grinder Gen2」(66,000円前後)フラット刃方式

 

フラット刃方式はスイス「ditting」社製のミルは古くからこの形式でしたし、非常に高速に挽けることが良いですし、家庭でも業務用でも使えますので便利ですし、最近流行りのコニカル方式はサイズが小さく場所を取らないのでとても良いです。

どちらも挽き目が綺麗で微粉が少ないので、クリアで綺麗な透明感のある珈琲が淹れられます。

G3「愛知杯」・G2「阪神大賞典」(樹)

 G3「愛知杯」とG2「阪神大賞典」は難しかったです!

 

★G3「愛知杯」T1,400m/中京競馬場/別定戦/良:勝ったのは10番人気の16番「ワイドラトゥール」(父カリフォルニアクローム)、2着は3番人気の6番「シングザットソング」、3着が1番人気の9番「カピリナ」でした。

 

 

Pランク1位-2位-3位-4位-5位-6位/占有率/ランク順/馬番着順/馬連/馬単/3連複/3連単

◎11R09-07-11-17-06-04ED0-5-1/0-6-9***w「G3愛知杯」

ここは残念ながら牝馬のレースでもとても難しいレースで、1着から狂ってハズレでした。

 

★G2「阪神大賞典」T3,000m/阪神競馬場/別定戦/良:勝ったのは4番人気の9番「サンライズアース」(父レイデオロ)、2着は7番人気の7番「マコトヴェリーキー」、3着が5番人気の5番「ブローザホーン」でした。

 

 

Pランク1位-2位-3位-4位-5位-6位/占有率/ランク順/馬番着順/馬連/馬単/3連複/3連単

11R01-02-10-09-06-05BB4-0-6/9-0-5*「G2阪神大賞典」

こちらも展開が微妙になって、「サンライズアース」がブッチギリでしたが、2番手が伏兵「マコトヴェリーキー」でハズレでした。
今週は日曜日が2鞍ハズレでマイナス20,000円、土曜日が成績優秀でプラス38,900円で2日間ではプラス18,900円でした。

浅煎りの珈琲に適した抽出器具はどれでしょうか?(SHO)

 日本でもウェーブペーパーを使用する平底ドリッパータイプの抽出器具が発売されておりますが、紹介しますと「カリタガラスドリッパー」「カリタ燕ステンレスドリッパー」「オリガミドリッパー」「タイムモアドリッパー」「ブルーボトルドリッパー」もそうですが、最近は海外でもバリスタの大会でも平底ドリッパーが人気ですし、イギリスの「OREA Brewer V4」、デンマークの「April Plastic Brewer」は素晴らしく綺麗でクリアな珈琲が入りますし、円錐形でもドイツの「Graycano Dripper」ドリッパーは非常に高速で高温で珈琲が抽出できますし、浅煎り珈琲の温度差での味変化が楽しめるようになりました。

 

「OREA Brewer V4」

 

「April Plastic Brewer」

 

「Graycano Dripper」

 

書こうと思っていたら先に「Ken」さんに書かれちゃったのですが、海外の素晴らしい抽出器具が沢山日本にも入ってきています。

うれしい事なのですが価格の違いには驚かされてしまいますし、指定される紙が「シバリスト」ならこれもちょっと高額ですが、各業者がフェアトレード、サスティナブルな環境を目指すために売れた製品の中から、お金を寄付してコーヒーの生産が持続性豊かな環境を構築するための運動を行っています。

 

最近は紙の改良も盛んにおこなわれていますが、水質の関係で浅煎りの珈琲は水の影響を受けやすいのです。

日本の水は軟質系が多いのですが、海外では硬水が多く同じペーパーを使っても水質が違うのでコーヒーの香りも味も違ってしまいますし、同じ豆でも焙煎度、精製方法、メッシュによっても大きな違いがあります。

軟水50~100mg/Lくらいの水質がコーヒーは入れやすいのですが、日本の水道水は殆どが軟水ですし消毒に使われている塩素臭だけでも取ればさらに良くなります。

 

父の時代の珈琲はネルドリップが主流だったようですが、サイフォンとペーパードリップの普及とともに、コーヒー専門店ブームがスタートしたのもこの頃だったそうで、インベーダーゲームが流行ってコーヒー専門店ブームは終わったそうです。

それでも幾つかのコーヒーチェーンは残ったそうですが、まだまだ浅煎りの珈琲は注目されなかったようです。

 

やはり2000年以降になってから、徐々にコーヒーの品質が良くなって流れは一斉に浅煎りコーヒーに注目が集まるようになったのです。

雑味のないジュースやワインみたいな美味しいコーヒーに出会ってしまったのですから、その奥の深さに毎日の珈琲ライフが楽しいものになりました。

ブレンド志向からシングルオリジンへと変化し、これからはさらに方向が変わっていくと思いますし、変化もまだまだ楽しめそうです。