ネルドリップは私の珈琲の原点だった!①(Kei)

最近の珈琲ライフは珈琲はペーパードリッパーが主流になっていますが、浅煎りの珈琲はネルではクリアさがでないのかを研究してみています。

理論的にはしっかりとしたクリアな珈琲が淹れられるのではないかと思っていますが、浅煎りの珈琲のクリアさは綺麗なほど確かに美味しいと感じるのかもしれませんが、珈琲のオイル感もある程度あった方が美味しいと感じるかもと思って、あくなきチャレンジをしています。

 

最近は平底ドリッパーが人気ですし、イギリスの「OREA Brewer V4」、デンマークの「April Plastic Brewer」は素晴らしく綺麗でクリアな珈琲が入りますし、円錐形でもドイツの「Graycano Dripper」ドリッパーは非常に高速に珈琲が抽出できますし、浅煎り珈琲の温度差での味変化が楽しめるようになります。

それぞれ特徴がありますので、自分に合った器具も大切なアイテムとなります。

 

ネルは布製ですので結構長く使えますし、材質や布の厚さによっても抽出後の味や香りに影響があります。

上手に使うことが出来ればどんなドリッパーよりもクリーンでオイル感のある美味しい珈琲が淹れられます。
★昔からの綿を加工したものは、片側起毛の製品が多く存在していますが、ドリップスタンドやウッドネック等に差し込んで使うタイプが多いです。
こちらはハリオの製品でドリップポットと一緒に販売されていますし使い易いですが、保存には注意が必要です。
煮だしておいて水につけておく必要がありますので、60回~100回前後の抽出で取り換えるようにすると問題ないです。
★円錐形ドリッパーや台形型ドリッパーでも使えるネル製品は薄地の起毛の少ないタイプが販売されていますが、紙の代わりに使えるので、紙とはまた違った味わいになりますしやはりオイル感があって美味しいです。

 

 

どれもコットン製や麻布製なのでやはりペーパーの代わりとして使用するのですが、紙製のフィルターとは、叔父も香りも大きく違います。

 

 

これらの他にも平底型に合うネルを探していますが、この他にも「晒綿」(さらしわた)や「和晒」(わざらし)と呼ばれる日本古来のネル製品がありますが、現在私が注目しているのに「紀州晒」と「紀州和晒」があります。

こちらは出汁をこしたりするのに使われているものですが、片面起毛、両面起毛などありますので、珈琲にも使えそうですし環境にも優しいと思います。

まだ実験中ですのですが、浅煎り珈琲にピッタリなネルが見つかるかもしれませんし、平底型に使える製品を模索中です。

➡次回は文中で取り上げた平底型や金ぞ金属製円錐形の製品を取り上げてみたいです。