贅沢なコーヒー「シングル・オリジン」の「ゲイシャ種」②(SHO)
さてさて邪道とも言えるかもしれないのですが、ネスプレッソの互換カプセルで「ゲイシャ」を淹れたりで、美味しさの追及は止まらないのですが、最近は「エアロプレス」に興味を持ったりで、コーヒーの勉強もいつまでたっても終わらない父の我がままに突き合わされています。
父の珈琲は小学5年生から「メリタ」で始まり、大学時代は吉祥寺の「モカ」のネルドリップ、そして最近は「エスプレッソ」、「エアロプレス」と進化してもう61年という長い年月を費やしていますので、どんな器具でどんな淹れ方をすれば美味しいかが想定できますし、型にハマったレシピは楽しくないようです。
あまり質の良くない豆でも本当に美味しく淹れてくれますので勉強になりますし、なんでもやってしまうのですからいつも驚きが一杯です。
今回は「サザコーヒー」の「ゲイシャ」の紹介となりますが、2月21日から24日に「将軍ゲイシャまつり」が行われますし、ちょっと興味を持ってしまいますよね!
「エミー賞」や「ゴールデングローブ賞」で「作品賞」・「主演男優賞」・「主演女優賞」・「助演男優賞」を受賞した、「将軍」ジェームス・クラヴェルの1975年の小説を原作とし、レイチェル・コンドウとジャスティン・マークスが制作というドラマが話題中ですが、面白い企画ですので参加したいものです。
ゲイシャも色々置いているのですが、「パナマ・エスメラルダ」・「コロンビア」と3種類紹介しておきます。
★「コロンビア・ゲイシャ・ウォッシュド」2,600円:ラベンダーのようなフローラルな香りと、クレープのような甘さが特徴の今一番好きな「ゲイシャ」です。
★「パナマ・エスメラルダ・緑」3,600円:フローラル香とフルーティで爽やかなゲイシャです。
★「パナマ・エスメラルダ・マリオ」5,500円:甘いフローラルな香りとキャラメルのような甘さが特色です。
すべてのゲイシャ種が美味しいとは思わないのですが、ワインのような華やかさと特徴的な甘さとがなんとも新鮮で、コーヒーのイメージが壊れてしまった衝撃的な出会いが「パナマ・エスメラルダ・ゲイシャ」でしたので、ずいぶんと色々と飲んでみましたが、「コスタリカ」や「コロンビア」のゲイシャも、それぞれ違った香りと味わいがあってとても美味しいです。
僕は中粗挽きでネルドリップやエアロプレスで淹れるのが好きなのですが、先日父はこれをカプセルに詰めてネスプレッソ・ルンゴサイズで細挽きにして抽出したのですが、これも美味しくてビックリでした。
父曰く良質な豆なので細引きにしても抽出時間が短いので、エグミもなくクレマプラスの「ゲイシャ」は香りもコクもしっかりとでていて美味しいのだそうです。
なるほどペーパードリップの場合も粗挽きにしてユックリと抽出するのですが、粗挽きでお湯に浸かっている時間が短いのでゆっくりと淹れることでコクがプラスされるのですし、「エアロプレス」も挽き具合と抽出時間がの調整が難しいもので、細引きですと時間が長くなると、いやな部分が顔を出しますし、粗挽きだと時間が短いと薄っぺらな味で物足りないですので、何度も何度も挽き具合と抽出時間の調整が必要になります。
父の場合はやはり年季が入っているだけに、その辺のさじ加減が絶妙なのでしょう、とにかく研究熱心なので本当に美味しいコーヒーが飲めます!(笑)