Pランク6頭からどのように絞るか?そのパート3!(吾郎)
今日は総合的に考えて、その週の2日間をどのように勝負するのかを考えてみたいと思います。
毎週無茶で無謀な勝負は避けたいので、通常の開催であれば重賞レース(グレードレース)は2鞍くらいはあるのですが、土曜日にその週の態勢を整えておけば、精神的には楽になります。
したがって、土曜日も日曜日も土曜日が的中していれば、日曜日は無理しなくても良いのですが、土曜日が外れたら、日曜日にはマイナスを少しでも減らす作戦で勝負します。
研究室ではチーム毎である程度のことは決めて置き、馬体重の発表と同時に動きますが、ほとんどがメインレースですから時間は十分なので、ユックリと修正が可能です。
大まかには決まっていますので、紛らわしい時に馬体重が加味されますが、馬の調整は冬場が絞れないので難しいですし、夏は逆に絞りやすいのですが暑さに弱い動物だけに馬体重の増減幅には注意していますし、春と秋は馬が成長する時期でもありますので、増減幅より成績や時計を重視しています。
今週末は「G1中山大障害」・「G2阪神C」・「G1有馬記念」と3鞍が重賞レースです。
土曜日の2鞍は配当優先で勝負、日曜の「有馬記念」は的中させることが重要ですので、土曜日に30,000円以上の配当を手に入れることが重要ですし、しっかりプランを立てる訳です。
1鞍10,000円で、2着まで5,000円、3着まで5,000円で「重賞レースを楽しむ!」が大切なので、ここで大勝負するのは色々な経験から避けるようにしています。( ´艸`)
(昨年「有馬記念」ですが、武騎手が十分考えての競馬でした。馬券は的中できなかったです!)
コロナの3年間時には、「コロガシ」成功で大勝負する研究員もいましたが、徐々に若い研究員達も、「重賞レース」は楽しむもので勝負するレースではないと分かったようです。
どうしても好きな馬がいますので冷静な判断が出来なくなるのが「重賞レース」なのですが、それに気付くまでに資金を失くしてしまうことが多いのです。
今は救済される「研究室基金」がありますので、研究室で競馬を長く楽しめる環境が揃っていますが、入れ替わりの激しい時期が沢山ありましたし、それをみんな見てきていますし、私の様に一度は離れたもののまた復帰してくる研究員もポツポツいます。
競馬好きがただ集まっただけでなく、買い方を工夫して「ギャンブル依存症」にハマらないで勝負することの大切さをみんな分かっていますし、危険性を十分に分かっているからこそみんなで協力できているのだと思っています。
そう思ってはいても、失敗の方が多いのはやはりギャンブルなのでしょうか、簡単ではないのです。
「6頭の競馬」を基準に考えたことや、それを50年以上も研究するのも大変だと思うのですが、それをやってしまうことの大切さを教えて貰いました。
以前の方法でも「凱旋門賞」には行けたかもしれませんが、今は毎年でも行けるくらいのプラスがありますので、毎年楽しみがありますし、色々な競馬場にも行きました。