G1「高松宮記念」は電撃戦!(吾郎)

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 ここでのキーポイント馬は「ピクシーナイト」、3歳で21年のG1電撃戦「スプリンターズS」を勝っている馬なのですが、不運な事に続いて遠征しG1制覇を狙った「香港スプリント」で、故障した他馬と接触し骨折してしまい、1年3か月ぶりのレースとなります。

通常では考えられない長期離脱でしたが、15日の追い切りからブランクを感じさせない好時計で、とても大事にじっくりと仕上げられたという感じです。

 

昨年の優勝馬「ナランフレグ」は連覇を狙う訳ですが、その他では「ナムラクレア」、「アグリ」、「ウインマーベル」・「メイケイエール」・「ファストフォース」「トゥラヴェスーラ」・「ヴェントヴォーチェ」等の伏兵も多くかなり難しそうです。

しかも、土曜日の深夜は「ドバイのレース」もあって、寝不足になりそうですので、冷静に勝負できそうもないですが、今年最初の芝のG1レースですので、勝負しない訳にはいかないのです。

 

 

第1回1971年から第25回1995年までは中京芝2,000mで行われていましたが、第26回1996年から中京芝1,200mの電撃戦となって短距離路線の重要なレースとなりました。

連覇したのは2010年と2011年「キンシャササノキセキ」で、何と7歳の時と8歳の時ですからちょっと驚きでしたが、父フジキセキのスピードを受け継いだ快速馬で、オーストラリア生まれ最初のJRAG1馬となった馬です。

 

オーストラリア産の馬は生まれるのが半年ズレてしまいますので、北半球で走る時は成長過程において半年間のハンデがあるのですが、2006年G1「NHKマイルC」3着、2008年G1「高松宮記念」2着と「スプリンターズS」2着、2010年「高松宮記念」優勝と「スプリンターズS」2着、2011年「高松宮記念」優勝連覇と、長い時間を掛けて活躍したのです。

更に種牡馬となってからも、そこそこ活躍馬が出ており23頭の重賞馬を排出しています。

 

「ナランフレグ」の連覇にも期待したいですが、「ピクシーナイト」の復活勝利にも興味がありますし、軸馬に迷いそうなメンバーで困ってしまいます。