お久しぶりの「シゲ」ちゃんです。
なんか長い間記事を書いてなかったような気がしてますが、今回日本で種牡馬になった「凱旋門賞馬」について調べていたら、久々に記事を頼まれたので書くことにしました。
60歳過ぎて2人の子育てで毎日が戦争状態ですが、子供たちはスクスクと育っております。
いい記事が書けるかどうかは別にして、思うまま書いてみたいと思います。
「凱旋門賞」を勝った馬で日本に輸入されてから、種牡馬として活躍した馬は本当に数える程なのですが、この「トニービン」だけは今でもその血が脈々とつづいているので取り上げてみました。
1988年の「凱旋門賞」を勝った「トニービン」はアイルランド生まれでイタリアの競走馬として活躍、その後「ジャパンC」にも出走5着(直線で骨折)しそのまま引退して日本で種牡馬になった馬ですが、「凱旋門賞馬」種牡馬として1番活躍したと言える馬なのです。
「凱旋門賞」は87年にも2着しておりますが、ミラノ大賞典を連覇して88年に優勝したのです。
27戦15勝と活躍し日本で種牡馬となった馬です。
産駒は東京競馬場専用と言われるくらい、東京競馬場での勝ち馬が多く、94年には日本リーディングサイアーを獲得しています。
◎90年産
*ベガ(桜花賞・オークス)⇒アドマイヤベガ・アドマイヤドン(ハープスターもこの一族)
*サクラチトセオー(天皇賞秋)
*ノースフライト(安田記念。マイルCS)
*ウイニングチケット(ダービー)
◎91年産
*オフサイドトラップ(天皇賞秋)
◎93年産
*エアグルーヴ「母ダイナカール」(オークス・天皇賞秋)⇒アドマイヤグルーヴ・ルーラーシップ
◎98年産
*レディパステル(オークス)
*ジャングルポケット(ダービー・ジャパンC)
◎99年産
*テレグノシス(NHKマイルC)
続いて母の父としての活躍馬です。(G1のみ)
*アドマイヤベガ(ダービー)
*アドマイヤドン(朝日杯FS・フェブラリーS)
*アドマイヤグルーヴ(エリザベス女王杯2回)
*ヴィクトリー(皐月賞)
*キャプテントゥーレ(皐月賞)
*ショウワモダン(安田記念)
*トランセンド(ジャパンCダート2回・フェブラリーS)
*アーネストリー(宝塚記念)
*カレンチャン(スプリンターズS・高松宮記念)
*ルーラーシップ(クイーンエリザベス2世C)香港
*コパノリチャード(高松宮記念)
そして「ジャングルポケット」と「ミラクルアドマイヤ」が後継種牡馬となって活躍馬を出しておりますが、「凱旋門賞馬」としては日本でご覧の様に沢山のG1馬の父となっていますし、母の父としても沢山のG1馬を出しております。
その「ジャングルポケット」産駒の「オーケンブルースリ」・「トーセンジョーダン」、「ミラクルアドマイヤ」産駒の「カンパニー」等が種牡馬になっています。
また、「エアグルーヴ」の子「ルーラーシップ」も種牡馬となっていて、正に本当に華麗なる一族なのです。