JUGEMテーマ:Coffee

 今年最初のG1「フェブラリーS」は特別な珈琲をという事で、産地の違いが大きく影響する「ゲイシャ種」を取り上げました。

最近はカリフォルニア州サンタバーバラとサンディエゴでも、衰退するアボガド農家たちが再建策として珈琲豆の栽培を始め、沢山の農家が珈琲の栽培を始めています。

ブルボン種やゲイシャ種等数種類の珈琲の木が育てられているのですが、実は何年か前にオーストラリアでもアボガド農家が珈琲豆を育てており、アボガドを育てる環境が珈琲にも向いているという記事を読んだ記憶があります。

このカリフォルニアのサンタバーバラのマイクロロットのブルボン種は、ビックリするくらい美味しかったのを覚えていますが、その後どうなっているのかは分からないです。

 

僕は珈琲が大好きでしたが父の珈琲には敵わないので諦めていましたが、ゲイシャを淹れて貰った時に初めて珈琲を自分で淹れてみようと思ったのです。

随分と苦労しましたが、4年目にして「ハリオ V60」でなら父に追いついたような気がしますが、ネルドリップ・ペーパードリップ・金属ドリップ・浸漬式ドリップを熟すので、

まだまだ追いつけそうにないです。

 

ペーパーだけでも6種類もの用意をして珈琲を淹れるので、使うペーパーによっても味が違うのですから、組み合わせは何百種類もある事になります。

しかも父と母の珈琲は好みが違いますので、淹れ方を考えなければなりません。

 

せめて競馬の時くらいは僕が珈琲を淹れてあげようと頑張っていますが、今回は「ゲイシャ」を紹介します。

一番最初に飲んだ「ゲイシャ」はパナマ「エスメラルダ農園」のもので、衝撃を受けたのですがあの独特なジャスミン香の中に、色々なニュアンスが感じられ、爽やかな酸味と独特な甘さには本当に魅了されました。

 

その後も「コロンビア」産・「グアテマラ」産・「コスタリカ」産などもありますが、今日は「タカムラ・コーヒー・ロースターズ」の3種類を紹介しておきます。

 

●パナマ「ベンジャミン・ゲイシャ」:ヨーグルトの風味にソーダの様な発泡感、本格的なシトラスフルーツのニュアンスはまるでレモンスカッシュに近いですし、柔らかな甘さが独特ですが温度が下がるとまた違った楽しみがあります。

精製方法はダイナミック・チェリー

 

 

●パナマ「オーロラ農園・ゲイシャ」:ジャスミンやレモングラスの芳香が素晴らしいし、果実のコンポートの様な柔らかな風味があって、ベルガモットといった柑橘系の香りはクセになりますし、濃厚な甘さもあってとてもなめらかです。

精製方法はFully Washed(フルウオッシュ)

 

 

●グアテマラ「ブエナビスタ農園・ゲイシャ」:ジャスミンやベルガモットのような香り、柑橘系の酸味とゲイシャらしい味わいが素晴らしいですし、フローラルさスパイシーであり、優しい甘さもあって美味しいです。

精製方法はFully Washed

 

 

どれもタップリとゲイシャ種の特徴が楽しめるのですが、癖になってしまうのと高価なのが悩みの種なのです。

特に競馬好きの私達の間では「ブエナビスタ農園」のゲイシャが人気ですが、競馬ファンならきっとその理由が理解できると思っています。