パリロンシャン競馬場で行われたG1クラシック「仏2000ギニー」・「仏1000ギニー」と「サンタラリ賞」の結果です。

この時期のパリは昼は20℃を超えることもありますが、夜は寒いくらいでセーターとかジャケットが必要、気持ちの良い天気の日が多く、競馬場での観戦もお天気が良ければ最高です。

 

◎「仏2000ギニー」(プールデッセデプーラン)T1,600m:1着「Marhaba Ya Sanafi」(父Muhaarar)、2着「Isaac Shelby」、3着「Breizh Sky」と入って、断トツの1番人気の「American Flag」は4着でした。

 

 

◎「仏1000ギニー」(プールデッセデプーリッシュ)T1,600m:1着「Blue Rose Cen」(父Churchill)、2着「Lindy」、3着「Sauterne」と入り、断トツ人気の「Blue Rose Cen」が順当に勝ち、2番人気の「Never Ending Story」は5着でした。

 

 

◎「サンタラリ賞」(Prix Saint-Alary)T2,000m:1着「Jannah Rose」(父Frankel)、2着「Elusive Princrss」、3着「Crown Princesse」と入り、人気馬が上位を占めました。

 

 

フランスではレース体系が2005年変更され、三冠競争は「仏2000ギニー」(プールデッセデプーラン)・「仏ダービー」(ジョッケクルブ賞)・パリ大賞典の三競走と定められたが、それ以降の三冠達成馬はおりません。

しかし牝馬三冠馬なら2008年の「Zarkava」(ザルカヴァ)が、「仏1000ギニー」(プールデッセデプーリッシュ)・「仏オークス」(Prix de Diane)・「ヴェルメイユ賞」を勝って達成しているが、その後は出ていないです。

 

「Zarkava」(ザルカヴァ)は、デビューから7戦負けなしで「凱旋門賞」を勝って引退しましたが、「ヴェルメイユ賞」の2着は「Dar Re Mi」(ダーレミ)でルメール騎手が乗ってましたし、「1000ギニー」2着と「オークス」の3着馬は、あのカルティ賞とエクリプス賞芝牝馬チャンピオンに2年連続輝いた、「Goldikova」(ゴルディコヴァ)です。

27戦17勝G1を14勝もしている馬でデビューから引退するまで、全て日本でもお馴染みのO.ペリエ騎手が乗ってました。