日本ダービーの創設は昭和7年西暦で言えば1932年の4月24日ですから、戦前の話になりますが、私より(1952年4月24日生まれ)20歳も先輩になりますし、戦争のために1945年と1946年の2回は中止となっていますので今年で90回という事になります。

したがって、1964年の「東京オリンピック」の年に勝った「シンザン」の優勝を、初めて自宅のテレビニュースで見たのが最初です。

 

「オリンピック」を観戦するためにその年の4月にテレビを買ったので、「力道山」のプロレスと野球ぐらいしか覚えてないですが、1966年の「ビートルズ」の来日だけは中2の時ですから鮮明に覚えています。

東京競馬場で初めて観戦したのが18歳の大学1年生時の「タニノムーティエ」が勝った年でしたので、こちらはハッキリと覚えていますが、同馬は「皐月賞」も勝っていたので期待していたし見事二冠馬(三冠目の菊花賞は11着)となりました。

 

やはり数多くの「ダービー馬」で印象に残っているのは、1983年の「ミスターシービー」、1984年の「シンボリルドルフ」、1994年の「ナリタブライアン」、2005年の「ディープインパクト」、2011年の「オルフェーヴル」、2020年の「コントレイル」と三冠馬6頭です。

最近は牝馬も強くなって「アーモンドアイ」の様な強い三冠馬が現れるようになりましたが、ダービー馬は「ウオッカ」以来出てないです。

 

日本ダービー馬が「凱旋門賞」で連対したのは「オルフェーヴル」の2回だけですが、決して種牡馬として評価が高くはなく、「キングカメハメハ」や「ディープインパクト」と比較すると差があり過ぎで、ブルードメアサイアーとしての評価は違った形で出るかもしれません。

「キタサンブラック」や「ドゥラメンテ」(既に死亡)産駒の活躍は本当に素晴らしい物がありますが、日本の競馬会も新しい種牡馬の輸入が不可欠となっていると思うのですが、国内産の種牡馬以外でとなると難しいものですね。

 

 

さて今年の「ダービー」は「ソールオリエンス」の二冠に期待しているのですが、同じ「キタサンブラック」産駒の「青葉賞」勝ちの「スキルヴィング」も怖い気がしてますし、この「青葉賞」組と「毎日杯」組、「京都新聞杯」組と「UAEダービー」組も要注意です。