JUGEMテーマ:競馬
前回は「勝ち逃げ」と「税金」について説明しましたが、少しだけ補足をしておきます。
通常の競馬では一時所得として申告しますが、年間50万円までなら50万円の控除がありますので、一時所得はゼロとなって申告の必要はないのです。
だたし、営利目的で事業性のある競馬のやり方なら、雑所得として申告するのですべての外れ馬券も経費として認められるという事になります。
今回のテーマは「馬場状態」ですが、これは意外と厄介なのでちょっとした努力が必要です。
季節によって馬場状態は変化しますが、日本の場合は札幌と函館の芝コースは100%洋芝ですが、他の競馬場は成長が遅く丈が短い野芝と成長の早い丈の長い洋芝の混合なのです。
この洋芝と野芝の組み合わせ比率は競馬場によって違うのですが、これをオーバーシードと言っており、近年は時計が少しづつ速くなっていますが、馬の進化よりも馬場の方が変化したと言えます。
クッション性を大切にしないと馬への負担が大きくなるし、馬場が硬くなると時計は速くなりますが故障も多くなります。
特に近年は先行馬に有利なレースが多くなっていますが、使われ続けられるとインコースから芝が痛んでくるので開催後期には追い込みも決まってきます。
したがって馬場状態の把握も大きく影響がありますから、大切なファクターとなるので毎日チェックする必要があります。
注意が必要なのは馬場状態が刻々と変化するような雨の日や、昨日まで大雨が降っていて競馬当日に快晴の日は時計の換算が難しくなりますので要注意なのです。
雨の降った時はインコースから悪くなりますが、競馬場のコースは真ん中からインコースとアウトコースに向かって、ほんのちょっとだけ傾斜しているのでインコースが特に悪くなるのが普通なのです。
各馬がインコースを走るので痛みも早くなるので仕方のない事なのですが、悪くなってくると徐々に外を回る馬が多くなるのです。
ただ「勝ち逃げ」は競馬の全開催日を勝負しなくても良く、その日の状況で対応をすればいいので、条件が合わない場合は休むくらいの余裕が欲しいです。
また、1日1鞍の的中で良いので対象レースを全部的中させなくてもいいですし、張り詰めた精神状態にはならないのが普通です。
皆さんが張り詰めるのはメインレースや最終レースまで「勝ち逃げ」が的中しなかった場合のみで、余裕をもって競馬を楽しむことができます。
「勝ち逃げ」の良いところは、レースが始まったら的中するまで待つだけで購入をする以外に何もすることがないので、他の事に時間を使えますしユックリと競馬を楽しめます。
➡次回は購入資金についてです!