JUGEMテーマ:競馬

 さて、前回の続きですが、季節によって変化を持たせるというより、「季節によって違うもの」だという認識が競馬には必要です。
今年は夏の間の雨の少なさによって各地で水不足になったように、春先の大雨で水分を沢山含んで夏の時期はしっかりと野芝が根付いたせいで、どこの競馬場も高速な馬場状態となりました。
こんな年は下から上がってきた馬にとっては、競馬の流れ自体が苦しくて勝てなくなってしまうのです。
G3からG2、G2からG1とグレードが上がれば上がるほど苦しくなるもので、今年の秋は格付けで勝負をする必要が有ります。
軸を決める決め手となっているファクターは季節ごとに変化していますし、状況に合わせる器用さが要求されるのです。
私達も若かりし頃、競馬塾で叩き込まれたものですが、その時はこんなことがどれだけ大切なことなのかもわからないで、疎かにしていたものです。
 今週末からは東京競馬場と京都競馬場ですから、そこでもこのルールは重大なファクターとなりますのでしっかりと叩き込んで下さい。
もう一つ注意が必要なのが馬体重の増減で、これも判断は結構難しいのですが、休み明けでのマイナス体重と休み明け2戦目でのプラス体重は要注意事項です。
神経質な馬にとってはストレスのない休養状態の時は、よく食べてよく運動しますので筋肉もしっかりついてプラス体重になりやすいものですが、太目で放牧や休養から戻ってくると厩舎では追切をやりすぎてマイナス体重になったりすると、疲れが残ってしまいます。
こういう場合はユックリと時間をかけて調整する必要があるのですが、G1を目指す馬たちにとってはノンビリさせられない理由もあるものなのです。
使いながら調整が出来る馬と、賞金加算が必要な馬とでは環境が大きく違ってくるものなのです。
余裕を持って仕上げられた馬は有馬記念までしっかりとレースを進めてくれますし、無理をした馬はどこかで息抜きをしなければなりません。
ただし、3冠馬のようにどんな条件下でも自分でレースが近いことを察知する、利口な馬もいて例外的な場合も有ります。
何事もしっかりした勉強が必要なのですが、対象となるレースはオープン馬ですから力関係を比較するのはそんなに困難ではありませんし、しっかりと勉強しても1年もいらないですよ。
ただし、新馬戦から3年かけて勉強すればもっとわかりやすいです。

 続いて、「勝ち逃げ」についてです。
「勝ち逃げ」は私達の夢だった「競馬で生活」を可能にしてくれた方法、最近は「メインレース情報」に話題が集中していますが、実情はそうでは無く「メインレース情報」でまとまった金額が儲けられるようになったから、話題になっているだけで、常に私達の主力は「勝ち逃げ」なのです。
でも、もう募集が出来るスペースがありません。
「Pランク」は6頭、軸候補が2頭というのが決まりなので、もう「Pランク」がなければ競馬が出来ないのですが、「勝ち逃げ」は考える必要も無く単純に機械的に買い続けるだけですので、面倒なことがありません。
要するに「怠け者の競馬」なのですが、そうならないように競馬塾で勉強させたというのが、本当のことのようです。
人間お金が入ってくるとロクなことをしないのですが、私も一時期は間違った方向へ歩んでしまい、最終的には借金を返してもらう代わりに家業を継ぐということになり、周りに迷惑をかけてしまいました。
奥さんにはどんなに感謝しても足りないくらいの苦労をさせてしまい、自分の愚かさに気がつくまで何年も必要でした。
「ギャンブルの世界」の厳しさは、今でも変わらないのですが、今は冷静に対応できるようになっただけなのです。
「勝ち逃げ」の最大のポイントは資金の配分で、しっかりとした資金が貯まるまで我慢して東西合わせて4コースぐらいは買えるようにすることです。
我慢をしてこそ喜びも大きくなるので、1年間を目安にしっかりと購入することが大切です。

 次回は、東京と京都で開催されますのでそちらの特色と、「勝ち逃げ」の購入額について説明してまいります。