秋競馬の特色について触れてみたいと思いますが、新旧交代の時期でもありますので余程抜けた存在でなければ成績が落ちてゆく馬が多い中、持ち前の気合と能力で勝ち続ける古馬とレベルの高い世代の3歳馬はこの時期から活躍するものです。
3歳馬にとってはこの時期からしっかりと馬体が出来上がるので、古馬戦でも活躍馬が結構出るもので、先週も何頭か連対していました。
したがって、今年の3歳馬はレベルの高い世代ということになりますので、今後の古馬戦では注意が必要ですし、ハンデ戦では特に注目しておいてください。
こんな感じで新旧交代の時期は何れやってくるものなのですが、今年は少し早くその時期が来たようです。
続いて馬体重の増減については夏と違って食欲の秋、馬こゆる秋と言われるように絞るのが難しい時期に突入します。
休み明けでのマイナスはあまり良くないのは当たり前なのですが、休み明けマイナスでも本来増え過ぎていた馬が絞れてくる場合もありますので、しっかりとパドックのチェックと事前チェックをしておいてください。
また、休み明け2戦目のプラス体重も悪いケースが多いので注意して下さい。
馬は格で走る傾向が強いですので、準オープン以上のレースでは、格付けをしておくと楽です。
私の場合2歳のデビュー時からノートをとっていますので、準オープンやオープンにクラスが上がってくる経緯が全て把握できていますし、比較もし易くなっています。
探してみると、準オープン以上の馬は意外と少なく、勉強することで色々とその違いが分かるようになるものです。
勉強することの方が難しいのですが、努力をすれば報われるというのが競馬なのですし、競馬は記憶のスポーツだと言われる所以なのです。
事前チェックではローテーション、距離実績、持ち時計、コース実績、格付けなどをチェックして、馬体重のチェックでは増減の変化、パドックでは馬体の善し悪しをチェックして絞られたものが、本当の予想なのだということが理解できれば一流です。
「メインレース」が一番情報が豊富ですので、その情報を読んで判断するのではなく確認することが大切です。