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 さて今日は難しい「パドック診断」について説明します。
これほど曖昧で難しいチェックはないのですが、勉強方法としてはもう一つの方法を貫くしかありません。
私たちの「パドック診断」は、ビデオテープに録音された映像で勉強が始まりました。
面白いことに、基本的なことは30年経っても変わっていないのですが、私にとっては非常に難しいものでした。
特に毛ヅヤについては寒くなると冬毛が出てきますので見分けるのが大変、それに最近はワックス使ったりしますので見た目だけでは難しくなりました。
注意している部分は「落ち着いていること」・「動きが軽快であること」・「踏み込みがしっかりしていること」・「腹が巻き上がっていないこと」・「おなかが丸くないこと」などを短時間でチェックできるようにしています。
すべてビデオを観ながらの勉強、しかも当時は「勝ち逃げ」がメインですからあまり真面目にはやりませんでした。
「吾郎」さんは20年間つもり競馬をしていたので、パドックのチェックを真剣に勉強する時間があったようですが、「ボス」のように小さい頃から馬を見て育ってきた人でも、競走馬となると状態を把握するのは難しいそうです。
私ももう少し勉強しておけばよかったのですが、「勝ち逃げ」で十分だと思ったから気にしなかったので、今、懸命に勉強しなければいけなくなったのです。
「メインレース情報」の完璧さを求めて、「吾郎」さんを研究室に呼び戻したのですね?「馬五郎の勝負」にその力が十分に発揮されていますし、私も本当に勉強になります。
 
 みなさんの場合も同じで、パドック解説を確認しながらチェックポイントを少しずつ覚えるしか、方法はないのです。
「メインレース」だけですのでそんなに細かくチェックしなくても、それぞれがいい状態で出走してくるものですから、比較はしやすいものですし、解説者の話を聞くだけでも勉強になります。
何度かやるうちにすぐコツを捉えられますので、是非、やって欲しいのです。
それに私たちには「Pランク」がありますので、注目する馬は7頭だけなのでそんなに難しくはないのです。
軸は2頭の比較、相手は残り5頭と軸から落ちた1頭ですから、それほど大変ではないのですが、「グリーンチャンネル」やテレビのパドック映像を録画しておけば勉強になりますし、「JRA-VAN NEXT」も16日にバージョンアップされてパドック動画の再生ができますので、勉強する環境が整ったと言えます。
コーヒーのCMではないのですが、「違いの分かる男」になるための努力をすることです。
「研究室」のメンバーでも同じ作業をしていますし、「メインレース」以外のレースを通常買いすることはありません。
「準オープン・クラス」と「オープン・クラス」だけの「メインレース」だけなら、通常買いでも年間でのプラスはできるのですが、逆に考えると「勝ち逃げ」でも勝てるということになります。
これまでは不可能だった通常買いでの年間プラスも、こんな形で可能になったのですが、パドックの状態と馬体重のチェックが加味されてのこと、決しておろそかにできない事なのです。
予想はパドックのチェックが加味されて完成されるもので、それ以前の物は予想ではなく情報であるということを忘れないで下さい。