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 みなさんは「クロード・モネ」の「印象・日の出」という作品をご存知でしょうか?実はこの作品、1984年にモネ・ドガ・ルノワール・セザンヌ・ピサロなどによって開催された、第1回印象派展に展示され「なるほど印象的にヘタクソだ」と酷評されたそうです。

 本来は「ル・アーブルの眺め」という題名になる予定だったこの作品、いろんな事情で「印象・日の出」となったそうですが、モネの代表作でもあります。

今では世界遺産に登録されている「ル・アーブル」ですが、フランスでは「マルセイユ」に次いで第二の港湾都市、第二次世界大戦時はノルマンディ―上陸作戦によって町中が破壊され、戦後に建築家「オーギュスト・ペレ」によって再建された都市として有名です。
出身の画家は「クロード・モネ」・「ラウル・デュフィ」・「ジャン・デュビュッフェ」などで、「モネ」も「デュフィ」も大好きですが、この港町は本当に素敵です。

港町ですから海の幸タップリのレストランが多く、「サン・ジョセフ教会」や「アンドレ・マルロー美術館」は必見で、この美術館こそこの絵が描かれた場所なのです。
パリのサン・ラザール駅から2時間、さらにルーアンから50分程で行けます。
詳しくはル・アーブル観光局で調べてみて下さい。

ホテルも「メルキュール・ル・アーブル」や「ノボテル・ル・アーブル」など、数十件ありますので、2泊3日ぐらいでゆっくり楽しみたい港町です。
また、「ル・アーブル」を描いた絵は、「ピサロ」・「デュフィ」・「マルケ」・「フリエス」の作品が「アンドレ・マルロー美術館」で観れます。

これからの時期なら、フランスのパリまでサーチャージ込みで10万円前後の安い航空券が沢山販売されますので行ってみる価値十分ですし、ついでにルーブル美術館、オルセー美術館などを巡るのも楽しいものです。