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 私は2年ちょっと前の「競馬塾」に参加する前までは「勝ち逃げ法」について、まったく知らなかったのですが、勉強しても勉強しても足りないのか「通常買い」では年間プラスが不可能でした。

でも「勝ち逃げ」に出会って最初の年に、年間プラスをして驚いたものです。

 

現在は「勝ち逃げ」7割:「メインの通常買い」2割:「Win5」1割といった感じですが、最初に頃は「メインの通常買い」が7割でした。

「吾郎」さんの様にパドックや返し馬を見て、各馬の状態を判断できるわけではないので結局は消し馬を間違えてしまうのです。

最初の1年間は「吾郎」さんも土日は研究室にいましたので、いろいろと教えて貰いましたが、1年ぐらいではとても馬の診断はできるものではなく、「吾郎」さんが研究室に来なくなった2年目からは「通常買い」の成績が落ちてしまい、「勝ち逃げ」の割合が徐々に大きくなっていきました。

 

その点「勝ち逃げ」なら「Pランク」さえあれば機械的に購入できるし、パドックも気にする必要もなく私にとっては非常に楽な方法となったのです。

最初の1年間はちょっとプラス、2年目は納得できるプラス、3年目の今年は2カ月で満足できる成績、こんな感じで少しづつ状況が良くなっています。

 

自分の意志で購入する方法ではプラスできないのに、自分の意向を加味しないで機械的に購入する方がプラスになるのですから、精神的には非常にストレスが溜まってしまうのです。

どれだけ懸命に勉強しても競馬は難しいものなのか?と疑問が残るばかりでしたが、休み明けで40キロ増の馬が連対したり、20キロ減の馬が連対したりと例外的な事が起こるものなので、逆に自分の中途半端な知識よりもパソコンで計算されたデータの方が優れているのだと、気が付いてしまうのです。

 

先輩たちがそんな苦しみの中からこの方法を見つけたという事ですが、その結果と自分自身の競馬法とのギャップには悩まされましたし、最初は16人もいた塾生が最終的には9人に減ったという現実も含めて、葛藤はずい分ありました。

結局、残った9人は普段みんな友達ですし、同じ目標がある事から仲間意識も強く、勉強会でも1番の問題テーマは「如何に自分の意思を殺すか?」、「如何にデータを信じれるか?」と議論を交わしました。

 

そうして議論を交わすことでお互いの欠点が自我にある事に気づくのですが、こんな議論の機会がなければきっと「ギャンブル依存症」の泥沼にハマっていたと思っています。

本当に不思議なものですが、こんな簡単な事が分からないのですから困ったものです。

 

OB会のみなさんを見ていると、競馬をノンビリと目一杯楽しんでいることが良く分かります。

肩に力が入っていないのですから、レースを観戦するのも重賞レース位で平場のレースは、後でビデオ観戦ですから緊張感もないのです。

私も早くそんな風に競馬を見れるようになりたいと思っております。

 

今回、初めて記事を書きました「蒼介」(そうすけ)です。

みんなには「アオイ」と呼ばれていますので、よろしくお願いいたします。