競馬の研究を始めた時にはあまり時間が勿体ないなどと考えたことはなかったのですが、今はあの大切時間を取り戻したいという衝動もあるのです。
仕事から帰ってから4時間から6時間は時間を費やしたデータの蓄積と分析、夜遊びもしないで毎日コツコツと積み重ねていったのですが、ある日、突然にそのデータの蓄積と分析はパーソナルコンピュータがすべてをやってくれるようになったのです。
17年間も続けてきた分析が簡単になって時間も沢山とれるようになって、余ってしまった時間は夜遊びにと思ったのに、根が凝り性の自分、そのパソコンに興味を持って45歳になってから必死にパソコンを組み立てるようになりました。
学生時代からの友人たちもそれぞれが結婚したり、故郷に帰ったりでドンドン疎遠になって今では数えるほどしか残っていなくて、もっと付き合いをしておけば良かったと後悔しております。
こうして競馬のために沢山の時間と友人を失ってしまったのですが、最近は1年に1度くらいは少なくなった友人と会うようにしていますので、なんとなくそんな時間が楽しいものです。
私はまだ子育て卒業ではなく12歳の子供がいますのでちょっと忙しいのですが、子育て卒業の友人たちは大変だと思いながらも羨ましそうなのが不思議です。
そういえば、「シゲ」さん、「創」さん、「龍」さんはこれからが子育ての本番、事務局の若者達も同じくこれからです。
「吾郎」さん、「道大」さん、「中本」さん、「両」さんは子育て終了で、ノンビリと競馬を楽しんでいますが、私は後7年程は頑張らないといけないのです。
何処に行くにも一緒なのがうれしくついつい甘やかしてしまうのですが、先日は東京競馬場に行ってきました。
初めての競馬場体験はまだ小さかったこともあり今回は2度目の経験、馬券を買う私を見たり、競馬を観て目を輝かせていました。
遊ぶ場所も見つけたようで、あの大きな競馬場を彼方此方と回ったみたいでいろいろと楽しそうでした。
子供は子供なりにどこでも自分の居場所を見つけるもので、親が教えなくても成長していることがこんな時に分かるものです。
指定席のスタンプもブルーライトに反応することが面白くて、何度も出入りしたり楽しそうにしていました。
きっとこんな子供たちが増えれば、家族で競馬を楽しむことができるのかもしれませんが、温泉と寿司が大好きな息子は、やっと馬に興味を持ったようです。