研究室では競馬で大切なことの勉強からスタートして資金配分や、データの取り扱いなどに注意を払いながら、取り組んでいてみんなで屈託のない意見を述べられる環境で活動してきましたが、それぞれの考え方は尊重していますので、自由な部分も多いのです。

しかし、競馬はいつでも負けるリスクがあるという事を忘れないようにして、馬券を購入しています。

最大の注意点は「資金管理」です。

最初に購入資金(予算)を決めて、損失をコントロールするという難しい事にチャレンジしています。

勝った負けたで一喜一憂しないで、常に冷静にデータ重視で購入を続け、絶対に大穴を狙わないというスタンスを持ち続けること、せっかく6頭に絞ってあるので、それを大切に利用することを忘れないようにしています。

「Pランク」にはデータのすべてが含まれているので、どんなAI予想よりも確率性の優れた購入ができるように、工夫されています。

「勝ち逃げ」によるプラスをベースに、気楽に自分の競馬が小さな金額で楽しめるようにして、損失のコントロールをしているのですが、以前はそれはそれはヒドイものでしたので、今は全員、歩調を合わせています。
格差がついてしまう事が起これば良いのですから、毎日が平穏であることも大切です。
ノンビリと競馬(ギャンブル)を楽しむ関係で、45名前後が一緒に活動していますが、とても理想的な関係でもあります。
「勝ち逃げ」で損失が出た時は最高75.2万、1か月でのプラスは100万前後設定しておけばいいので、毎月マイナスがでても1回だけなら25万弱は残りますし、年間で300万は確保できる訳です。
でも、連続で2か月続けて出る事や、2週続けてマイナスがあっても、毎月マイナスがでることはありませんし、年間でマイナスになることはないです。
「3コロガシ」もマイナスになることは少ないですが、リスクは大きいので購入金額は1万、「グレードレースで勝負」も1万です。
このようにリスクコントロールができることが大切なのですが、依存症に陥るとリスクが大きくなる選択をしてしまうので、「勝ち逃げ」で勝った分で大勝負をしてしまうという悪循環を繰り返してしまうのです。
そこで研究室ではチーム毎に共同で購入するようになったのですが、10人、7人、5人とチームの人数を減らすことで忙しくして、余計な時間が無くなるように考えたのです。
5人で忙しくなっても「勝ち逃げ」が午前中で終わると、やはり「グレードレースで大勝負」をしてしまう人が続出しました。
でも、徐々に研究室の損失コントロールの方法が浸透して今に至っていますが、自然にそうなったので不思議ですよね?
多い時は80名くらいいたので、この40年の間に300名くらいは入れ替わりましたし、エンジニアだけにしてから28年になりますが、徐々に動かなくなってこの6年はほぼ同じメンバーです。
「データ分析」は全員で行っていますが、「Pランク」の勉強はそれぞれが自分なりにやっています。
まだテストをクリアした研究員は一人もいませんので、いつも創始者が担当しています。
次回はデータではでてこない「当日のチェック項目」について書きます。