JUGEMテーマ:競馬
二大種牡馬(キングカメハメハとディープインパクト)が逝って更に「ハーツクライ」も種牡馬を引退する事になって、代わる種牡馬が居ない状態、今後の日本の競馬会は残りの種牡馬達を大切にしなければなりませんし、新しい血の導入をする必要が不可欠です。
2歳馬の上位を見てみると、1位「ドレフォン」、2位「シルバーステート」、3位「キズナ」、4位「ハーツクライ」、5位「エピファネイア」、6位「モーリス」、7位「ロードカナロア」、8位「ダイワメジャー」、9位「カレンブラックヒル」、10位「キングカメハメハ」と変化しております。
もちろんデビュー戦がスタートしたばかりで、「ディープインパクト」産駒も注目馬はこれからデビューするのですが、新種牡馬の「ドレフォン」と「シルバーステート」は上位でも、「ドレフォン」はダートの1200mと1400mのG1を勝っているストームキャット系ですので、日本でも大成する可能性は残されていますし、「シルバーステート」は「ディープインパクト」産駒で繁殖牝馬に恵まれれば成功しそうです。
変わったところでは「モーリス」は「グラスワンダー」の血と凱旋門賞馬「カーネギー」の血の組み合わせで、とんでもない大物が出る可能性がありますし、その他では繁殖牝馬に恵まれそうな「エピファネイア」(父シンボリクリスエス)に期待したいところですが、やはり新しい血の導入を急がないとちょっと厳しいなと考えています。
今年の新種牡馬で新しい血というと「ドレフォン」(Gio Ponti)と1年だけのレンタルだった「ザファクター」(War Front)、「アメリカンペイトリオット」(War Front)、「ラ二」(Tapit)で100頭以上の種付けをしている。
ダート路線のグレードアップには繋がりそうですが、「サンデーサイレンス」から「ディープインパクト」と広がり過ぎた傾向の流れは一段落して、これからも少し厳しくなりそうです。
「ディープインパクト」と「ハーツクライ」は「サンデーサイレンス」系、この後の流れには注目です!
欧州で大活躍の「サドラーズウェルズ」系も大きく広がっていますが、繁殖牝馬に余裕がありますのでまだまだ活躍馬が出そうですが、先日「Galileo」が亡くなりましたので、欧州も新しい流れが始まりそうです。
世界のサラブレッド生産頭数も2005年は121,800頭だったのが、2018年には93,000頭と13年間で29,000頭も減りましたし、各国の生産頭数も1位アメリカ19,900頭強、2位オーストラリア13,000頭強、3位アイルランド9,600頭弱、4位日本7,240強、5位アルゼンチン7,100頭強、6位フランス5,570頭強、7位イギリス4,820頭強、8位ニュージーランド3,640頭強、9位南アフリカ2,600頭弱となっており日本も多い方なのです。