JUGEMテーマ:競馬

 本気で珈琲に拘っている人は旅行に行くときにも、珈琲を淹れる器具を持って歩くものですが、私も1セットはありますが実際に使ったのは2泊3日以上の旅行をする時ぐらいです。

そこまでしなくても、旅行先の喫茶店でも美味しい珈琲が飲める場所は探すと結構あるもので、少し散歩してみるととても美味しい珈琲屋さんが見つかるものです。

 

最近は「Room365」でみんなと会う事が多く、珈琲を飲みながら競馬やオーディオの話をすることが多くなりました。

先日はオーディオ機器が増えたこともあって、競馬談義の後にオーディオ論争が勃発して、若いエンジニア達がアレだのコレだのと始まってしまったのです。

黙って聞いていると珈琲の好みとよく似ていると感じたのですが、それぞれの好みが違う事が分かりますので面白いものです。

 

ピュアオーディオ派>デジタル派>AVアンプ派の順ですが、比率にすると4:4:2となります。

珈琲は日本的珈琲>深みのあるリッチな珈琲>柔らかな優しい味の珈琲となって、比率にすると4:4:2となってまるで一緒なのです。

日本的珈琲とは、焙煎度合いがシナモンとフレンチローストの中間ぐらいで、ドイツの珈琲に近いのですが古くから良く飲まれていて、酸味・苦味・コク・香り・甘味のバランスが良くてとても飲みやすい珈琲です。

 

深みのあるリッチな珈琲はフレンチローストやイタリアンローストで淹れた珈琲で、どちらかというとカフェオーレみたいにミルクを入れて飲むか、エスプレッソの様に小さなカップで楽しむかですが、酸味が少なく苦味とコクを楽しむ珈琲です。

 

柔らかい優しい味の珈琲は苦味が少なく、ワインの様な酸味と香りを楽しむ様な珈琲で、砂糖を入れないでストレートで楽しむ方が多くなっています。

最近の珈琲はこのタイプが好まれているようですが、やはり流行があるようで、美味しい珈琲が多くなっていますし良い豆も沢山手に入るようになりました。

 

また最近はパナソニックから家庭用の焙煎機「The Roast」が発売されてますし、他にもいろいろなメーカーが焙煎機を販売されていますので、自家焙煎で自分好みの珈琲を焙煎することもできます。

珈琲豆を挽く時もいい香りがしますが、焙煎時もいい香りが家中に充満してとてもリラックスできるのです。

下記写真の様にレトロな焙煎機もありますし、3枚目の写真は焙煎した豆を急激に冷やすためのクーラー(必須)です。

 

  

 

こんな感じで結局はどんどんエスカレートしてしまうのですが、物がオーディオとなるとこんなものでは済まなくなるので、本当は競馬よりもハマったら大変な事になってしまいます。

今は安くていいものがテーマの「Room365」ですから、このままなら大丈夫なのですが、20万クラスのアンプに手を出したら最後、あとはスピーカー、最後にはプリアンプとパワーアンプととどまるところが見つけられなくなってしまいます。

 

私もオールドマランツのアンプを購入して、泥沼を経験しているだけにあんな思いをさせたくないと、その泥沼体験をみんなに話すことになりました。

最終的にはマランツのアンプ3台、JBL、タンノイ、アルテックのスピーカー、ボーズが発売された時はアルテックを売って購入したり、いくら使ったか分かりません。

 

その後ウォークマン時代に突入しオーディオの低迷期が来て、パソコン時代がやってくるのですが、21世紀に入って小さなデジタルアンプ(3万円以下)でJBLが素晴らしい音で鳴るものだから、一気に熱が冷めてしまったのです。

その時はショックと嬉しさとで複雑な思いをしましたが、大事にしていた製品はすべてメンテもしっかりしておりましたので高額で引き取られ、パソコンに姿を変えてUSB-DACのお陰でPCオーディオという新しいジャンルに対応ができました。

 

現在は1年に5回程「Room365」で使用するアンプやスピーカーをエイジングしますので、状態をチェックするために新製品が運び込まれますし、時々は借り物の場合もあります。

好みのものもあれば、時間が経ってから好みの音になることもあるし、最後まで好みじゃないものもあります。

あまり周囲に躍らされることが無いように注意しながら、じっくりと時間をかけて安くても自分の好みに合う良品を見つけてみて下さい。