今日は「ヨーロッパ田舎への旅」がどうしてベルギーからなのか、ちょっと触れてみようと思います。
ヨーロッパというと「イギリス」・「フラン
ス」・「イタリア」・「ドイツ」・「スペイン」と大国なように思うでしょうが、実はこの中で「日本」(60位)より大きい国は「フランス」(43位)と
「スペイン」(50位)だけで、「ドイツ」(61位)は日本とほとんど変わらない大きさなのです。
したがって、どこへ行くにも縦に長い日本よりは早い時間で移動が出来ますので、主要な観光地は1ヶ月もあれば全部周れてしまいます。
しかも、交通システムが発達していますので、快適な旅ができるのです。
私が「ベルギー」に拘るのは、ビールも含め「食」が素晴らしい国だから好きなのです。
チョコレートもビールも本当に種類が豊富で飽きないのですが、安くて美味しい料理もまた素晴らしいものです。
どこへ行ってもその土地土地のビールや食べ物があって、いろいろな感動に巡り合えますし、人々の考え方や文化も好きです。(みなさんも行ってみて下さい。)
今回は「ブルージュ」を取り上げます。
ベルギーは建国から単一国家だったのですが、1993年からオランダ語の一種であるフラマン語を使う地域と、フランス語が公用語のワロン地域を区分して、連邦制に移行しています。
前回紹介した「トゥルネー」はワロン地区、今回の「ブルージュ」はフラマン地区になりますが、世界遺産に登録された「町並み」や「ベギン会修道院」や「鐘楼」など見どころタップリで、フラマン料理もとても美味しいです。
人口117,224人とベルギーでは比較的大きな街です。
まるで絵を見ているようですが、右に見える白い建物が「デュック・ド・ブルゴーニュ」(Duc De Bourgogne)というホテル、以前は高かったので1泊だけ泊まりました。
朝食も夕食もとても美味しかったので、また、泊まってみたいホテルです。
「ブルージュ」の地ビールとして有名なのが「ブルッグス・ゾット・ブロンド」アルコール度数6.5%でコクがあって旨味と酸味のバランスがいいです。
「ブルッグス・ゾット・ダブル」アルコール度数7.5%でコクがあって甘味の感じられる酸味で濃厚な味です。どちらも大変美味しいビールなのです。(ドゥ・ハルブ・マーン醸造所)
それと、このブルージュでは「ムール貝の白ワイン蒸し」も食べてみて下さい。
キャセロールに山盛り入っていても、おかわりしたくなるほど美味しいです。