「Thailand」(タイ)の珈琲というと「ドイトン珈琲」しか知らなかったのですが、SHOが「Coffee Children」さんで、「Huai Mae Liam」を見つけて購入してくれました。
調べてみると以前は収穫量が少なかったので、ドイトン等に運ばれドイトン珈琲として出荷されていたようですが、今回はなんと単独で集荷できるようになったらしく、それも「Anaerobic Natural」(アナエロビック・ナチュラル製法)で、淹れる前からまるでミディアムライトの赤ワインやフルーツワインを飲んでいるような感覚を味わえる香しい珈琲です。
大袈裟ですがもう62年も珈琲の飲んできましたし、11歳の時からメリタやネルドリップで珈琲を飲んできた私は、この10年間で一番感じたのが「生きててよかった」です。
珈琲がこんなにも美味しくなったのには驚いてしまいますが、本当に幸せな事です。
「Huai Mae Liam」は珈琲豆の袋を開けると香水みたいなフローラルな香りがします。
豆を挽くとさらに部屋中にその香りがフワーッと広がりますので、本当に香りはもう一級品ですし、淹れるとさらに美味しいですが、しっかり系とサッパリ系に意見が分かれそうですが、焙煎度合いによっては浸漬式に近い淹れ方の方が美味しい様な気がしています。
これは「エルサドバドル」のパカマラ種にも言えることですが、浅煎りではボディが足りなくなってしまうので92度くらいの温度で、ユックリと抽出するのがベストだと思っております。
最高の贅沢かもしれないのですが、ゲイシャ種、パカマラ種、ウシュウシュ種は香りに特徴がありますので、抽出レシピや抽出器具を考える必要がありそうです。
「お家カフェ」もどんどん進化していますが、自分の好みは自分で見つけるのも楽しいですし、バリスタの淹れてくれる珈琲も楽しみですし、浅煎りの珈琲の魅力も素晴らしいですが、昔からのブレンドも美味しいが溢れています。
日曜日は香港競馬があるという事で「賢」さんが来てくれて、色々と話して珈琲を飲みながらオーディオの話を聞いたりしていたのですが、「リバティアイランド」のアクシゼントですっかり言葉がでなくなってしまいました。