「Pランク」の利用は人それぞれで、研究員の中でも若い人達とOB会では全く違う捉え方をしていて面白いです。
基本的には6頭立てに無理やりしているのですが、それはデータに沿った分析から始まっていますし、決して無理な方法をとっている訳ではないのです。
基本に忠実であることは2歳戦でも証明がされていますが、良い例がありますので、11月30日と12月1日の2歳戦の1勝クラス以上のレースについて触れておきたいと思います。
日付/競馬場/Pランク1位-2位-3位-4位-5位-6位/占有率/ランク順/馬番着順/馬連/馬単/3連複/3連単
11月30日京都★09R03-07-06-01-05-08BB5-4-1/5-1-3/2,160/4,220/2,400/22,110「さざんか賞」
11月30日中山★09R07-02-11-01-08-09DC2-4-1/2-1-7/1,540/2,850/2,770/14,030*「葉牡丹賞」
12月01日中山★06R08-05-09-04-02-01BB4-3-1/4-9-8/1,200/2,320/1,400/11,010*
12月01日中京★09R05-04-02-07-03-01AB2-3-6/4-2-1/880/1,960/2,460/16,570「こうやまき賞」
こうしてみるとPランク上位で決まっているレースが多く、1日の中京9Rだけ1位が馬券対象になっていないですが、よく見ると前走1着馬が上位を占めているように、状態の善し悪しが的確に出た結果となっています。
この時期は暮れのG1レースや年明けのグレードレースで、優勝してクラシックを目指すためには3勝するか、2勝でも重賞1勝が含まれていることが、クラシックの条件となりますので必死なのです。
こうしてみると結構配当が良いことに気づくと思うのですが、*印のレースは3連複オッズが9倍以上ですので無理する必要がないレース、その他のレースは3連複オッズが低く捻らないとプラスにならないレースが多くなります。
海外からの短期免許での騎手も多い時期なので競馬は結構荒れる時期ですし、年末年始の競馬は餅つき競馬とも言われくらい、2桁人気の馬が絡むことが多くなります。
季節によって2歳馬の勝つ条件も少しづつ変化していきますので、きちんと捉えておいてください。
しっかりと状況を見極めることが大切ですが、毎年の行事みたいなものですので、じっくりと勝負を考えましょう。