競馬の事だけでなくコーヒーの記事も多いですが、今年の「研究室」と「Room365」のテーマでもありますので、ちょっとだけお付き合いをしてください。
「Room365」はパソコンの修理もそうですが、本来はエンジニアの派遣切りの救済からスタート、個人事業主の集合共同体として活動を広めてきた経緯があって、ホームページの制作や、ネット環境の構築などを手掛けてきました。
最初は修理をしながら、事務所用パソコン、Mini-PCの制作など狭いデスクが更に狭くならないように、小さなパソコンの研究をみんなでしてきましたし、競馬研究や美味しいコーヒーについてもよく話題に上ったものです。
みんなでお金を出し合って、「Room365」の運営「競馬研究室」の維持をしているのですが、45名で20,000円ですから90万円、音響設備もパソコンのテスト機も予算の中で行ってきましたし、コーヒーやお酒も運営費の中でやりくりしてきたのですが、コロナの3年間は経費が随分と使われずに基金として残っています。
そんな中でPC関係の仕事が減っても、写真や動画編集やホームページの制作業務も増えて、何とか共同体は競馬研究のお陰で維持がされてきていますので、本業と楽しみが逆転してしまっています。
今回は競馬の話ですが、コーヒーは私達の競馬研究の支えとなっていますし、研究室の活動にも大きくかかわっていますので、お付き合いのほど、よろしくお願い致します。
研究室の競馬でのファクターは色々な面で12ほどありますが、時計・距離適性・馬場適正・脚質・展開・騎手・人気・配当の合理性など上げるときりがありませんが、他にも経験値・出走前の状態・調教状態などはチェックしきれないほどのファクターがあります。
もちろん表面に出てこないデータ等もありますし、最近特に注意が必要なデータもあります。
「Pランク」はおよそ4つのファクターから出来上がっているのですが、季節によって入れ替えるファクターが2つあって、全体では8つのファクターが利用されていますが、時計と馬場状態のファクターが移動するだけです。
ファクターの中でも私達が気付いたものもあって、レースの直前にチェックを忘れないでするものもあります。
例えば重賞レースでの出走馬のチェックで大切にしているのは、海外遠征後の出走に関しては特に注意しています。
「G3ダイヤモンドS」2月22日の「ワープスピード」は、豪「コーフィールドS」10月19日13着、「メルボルンC」11月5日2着、と遠征後512キロと、遠征前の10キロ増で全員が2番人気に??でした。
このように海外遠征した馬の帰国後の初戦は1番人気になっても、2番人気になっても状態が万全ではないと判断する場合が多くなりますし、なんとなく雰囲気が違ったりします。
海外のG1レースで活躍できる馬とそうでない馬がおりますが、例えば「ステイゴールド」は馬体が小さな馬でしたが、国内では勝てなかったG1レースを海外では勝っているように、洋芝が得意の馬がいますし、「ドウデュース」のように強い馬でも海外遠征で勝てない馬もいて、遠征後のレースに影響がでてしまうケースも多いのです。
こういうことは今年に入ってからも、2月2日「根岸S」の2番「ドンフランキー」、2月9日の「東京新聞杯」の11番「ジオグリフ」、2月16日の「共同通信杯」の1番「サトノカナルバル」等もそうですが、馬券対象から外れています。