昨日は日本でもG1「阪神JF」が行われましたが、「香港」でも国際競争のG1が4鞍もゲートイン、内3鞍に日本馬が出走して2つのG1レースで優勝しました。
香港に出向いた研究室スタッフ達も、現地まで応援に行った価値があったようです。
第4レースに組まれていた「香港ヴァーズ」芝2,400mには、日本馬が出ておりませんでしたがフランスダービー2着の3歳馬「ハイランドリール」(R.ムーア騎手)が優勝、「凱旋門賞」2年連続2着で昨年優勝の「フリントシャー」(V.シェミノード騎手)が2着でした。
2番人気と1番人気の組み合わせになって順当な結果でしたが、日本馬が1頭も出走しなかったのは残念です。
このレースでの日本馬の優勝は、2001年の「ステイゴールド」(武豊騎手)ただ1頭だけで、来年は日本馬にも挑戦して欲しいものです。
第5レースは「香港スプリント」芝1,200mで、こちらは2012年と13年に日本馬の「ロードカナロア」(岩田騎手)が連勝しおなじみのレースとなりました。
今年はミッキーアイル・サクラゴスペル・ストレイトガールの3頭が出走、7着が最先着でしたが、優勝は地元馬「ペニアフォビア」(J.モレイラ騎手)、2着も地元の「ゴールドファン」(C.スミヨン騎手)でした。
いつもの事ですが地元勢が強いのがいつもの傾向です。
第7レースは「香港マイル」芝1,600m、日本馬の「モーリス」(R.ムーア騎手)が優勝、「ジャイアントレジャー」(C.スミヨン騎手)が2着で、マイル王者の「エイブルフレンド」は3着でした。
「モーリス」は「安田記念」・「マイルCS」・「香港マイル」とG1を3連勝、名実ともに新マイル王者になりました。素晴らしいです。
なおこのレースは2001年に「エイシンプレストン」(福永祐一騎手)、2005年に「ハットトリック」(O.ペリエ騎手)が優勝しており、10年ぶりの日本馬優勝となりました。
第8レースは「香港カップ」芝2,000m、こちらは「エイシンヒカリ」(武豊騎手)が優勝、2着も「ヌーヴォレコルト」(R.ムーア騎手)が入って、日本馬のワンツーフィニッシュでした。
つい、大きな声を出してしまいましたが馬券を頼んでおきましたので、気合が入りました。
このレースは1995年に「フジヤマケンザン」(蛯名正義騎手)、98年には「ミッドナイトベット」(河内洋騎手)、2001年「アグネスデジタル」(四位洋文騎手)が優勝しています。
また「R.ムーア騎手」のG1で4戦2勝2着1回にも驚きですし、本当に上手い騎乗で素晴らしいですし、「武豊騎手」の「エイシンヒカリ」での逃げも素晴らしいものでした。
今年は「凱旋門賞」に出走する日本馬がいなくて寂しかったですが、最後にこんな感動が用意されていました。本当にうれしいです。