JUGEMテーマ:競馬

 9月になると身も心も引き締まり、OB会も研究室の仲間も同じなのですが、お決まりのデータの入れ替え作業があります。

みなさんも知っての通り3歳馬達の未勝利戦が無くなって、2歳馬達の未勝利戦が一気に増えて2歳オープンのレースも増えてきますので、ファクターは大きく変わってきます。

 

3歳未勝利馬は中央で走る事が不可能になりますので、移籍組や登録抹消で完全に姿を消してしまうという過酷な状況になり、期待していた馬が登録抹消になってしまう事も、幾度も経験しています。

それに条件馬達にも秋の降格が廃止され、今年から厳しい環境のまま勝負をしなければならなくなり、昨年よりは難しい条件レースが多くなりますし、この時期の2歳馬達は力の差が歴然としていますから、堅めの分かりやすい結果になるものです。

 

昨年とは違う3歳以上の条件戦は特に特徴的に私達の「勝ち逃げ」にとっては有利になると考えていますし、2歳戦もクラシックレースの春頃までは比較的に分かりやすいレースが続きます。

静かに見守りたいとは思っているのですが、生活が懸かっている私達にとっては緊張度合いがこれまでとは違い、大変なプレッシャーになっています。

 

先週も「勝ち逃げ」は無事に通過できましたが、ファクターの違いは3歳以上の条件戦に表れており難しさが増しておりますから、今後は徐々にファクターの入れ替えが必要だと思っています。

「Pランク」は純粋に馬の能力を数値化したものですのでから、比較的には分かりやすい結果になりますし、人気と連動している部分も多くみられますが、偏ってはいないのが特徴です。

本当の馬の状態は本人に聞くわけにはいきませんし、数値化をすることは不可能ですから、能力を大切にしている訳です。

 

通常買いはその年のレベルによっても差がでてしまいますが、情報の多さで3勝クラスとオープン戦だけを取り上げていますし、堅いレースもあれば難しいレースもありますので、「Pランク」の最後にA~Gまでの7段階でレースの難しさを表示しています。

「Pランク」での「勝ち逃げ」は、私達(シゲさんとナカさん)3人が37年も実験購入しながら、私が研究を始めて49年にもなります。

こんなに楽になったのは3連複が発売になった平成14年(2002年)以降と、3連単の発売がスタートした平成20年(2008年)以降ですから、年数を掛けて徐々に良くなっていきました。

 

最初の頃は年間400万のプラスが出来なくて苦しんだこともありましたが、馬連から馬単と徐々にプラスの額が多くなっていきましたから、随分と長い時間が掛かったようです。

私もシゲさんも吾郎さんも年を取りましたし、ちょっと出掛けると体のあちこちで悲鳴が聞こえますので無理ができないですし、暴飲暴食に睡眠不足でガタが来ています。

シゲさんは糖尿病、私も慢性の腰痛という爆弾を抱えているので無理が出来なくなりましたが、吾郎さんだけは25年も競馬から遠ざかっていたので健康そのものです。

 

秋競馬突入となると年末の「有馬記念」まで、新幹線の様に猛スピードで毎日が進んでしまいますから、競馬を200%くらい楽しんでいます。

特にこの開催は4週連続2場開催で、競馬の勉強がしやすい時期でもありますし、海外のG1もとても多く参考になりますので、みなさんも秋競馬の特徴と傾向に注意しながら大いに楽しんで下さい!