JUGEMテーマ:競馬
今日は本当に珈琲についてお話をしたいと思います。
パソコン組み立ての時も、競馬の時も、朝起きてすぐの時にも、音楽を聴いている時もいつも珈琲を飲んでいますが、一番美味しい珈琲は富士山を眺めている時です。
19世紀後半から1960年代まで続いた大量生産と大量消費した時代を経て、この辺から「ファーストウェーブ」と呼ぶようになったのですが、私が珈琲に出会ったのがこの時期でネルドリップで珈琲を淹れ始めたのです。
その後「セカンドウェーブ」はシアトル系珈琲チェーンによって深煎りの高品質の豆を使った、良質の珈琲がこの頃から飲まれるようになりました。
そしてこの後に1杯1杯ハンドドリップで丁寧に入れる時代に突入して、豆の産地や特徴に拘るスペシャルティコーヒーブームがやってきましたが、これが「サードウェーブ」です。
私もネルドリップから1970年代にはペーパードリップに切り替えをしてましたので、ネルドリップ時代から1杯1杯丁寧に淹れていましたし、1960年代から1980年まで続いた日本の珈琲専門店ブームも1杯1杯丁寧に淹れていましたので、欧米と日本の珈琲の進化にはちょっと時間のずれがあります。
1975年頃にはもうすでに私は産地にも拘っていて、豆の保管にも注意をしていましたし珈琲は1杯1杯丁寧に淹れて楽しんでいたのです。
アイス用の豆は深煎りで、ブレンドは中深煎りでと言うように焙煎でも差別化していました。
これからは豆の栽培方法や淹れてくれる人にも拘る様になるとの事ですが、「フォースウェーブ」への準備が進められているようです。
私は全盛期は1日に10杯以上の珈琲を飲んでいましたが、最近はブレンド珈琲2杯スペシャルティコーヒー1杯で時々はエスプレッソやカフェオレやカプチーノを飲みます。
胃腸に悪いとか眠れなくなるとか癌になるとかと言われたこともある珈琲ですが、要するに酸化した珈琲を飲まなければ胃に悪いこともなく、ポリフェノールが沢山入っていますので血行が良くなり血液はサラサラになるのです。
最近は深煎り珈琲はアルツハイマーやパーキンソン病の予防になる事も発表されておりますし、1日3杯以上の珈琲を飲む人は癌になりにくいという研究発表もあります。
私も珈琲を飲み始めたのは10歳の頃からですが、これまでの量を考えると凄い量を飲んできたのですから、珈琲のお陰で元気なのかもしれません。
珈琲を淹れる器具も色々と試してみましたが、「サイフォン」は温度の調整と器具の扱いが面倒ですし、珈琲が濁ってしまうので嫌いですし、「フレンチプレス」はとてもコクのある珈琲になるのですがやはり綺麗な珈琲にはなりませんので嫌いです。
やはり綺麗な透明感のある珈琲となると、「ネルドリップ」か「ペーパードリップ」が好みの味になりますが、ネルは保存が大変ですので時々は使いますが、ほとんど「ペーパードリップ」で淹れています。
ペーパードリップに関しては50年以上も付き合ってきていますので、スペシャルティコーヒーでも特徴を生かした珈琲を淹れることが出来ます。
珈琲は抽出後空気に触れることで酸化が進んでしまいますので、ペーパードリップで淹れた珈琲で20分以内、ネルドリップなら30分以内に飲み終えるのが理想です。
酸化した珈琲が胃に悪いのは言うまでもない事なのですが、淹れたてが美味しのは淹れた時の漂う香りが美味しさを引き立ててくれるからです。
簡単ですのでみなさんもやってみて下さい。