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 私の場合、小学生(5年生)の後半頃からパーコレーターで淹れたMJB珈琲にタップリのミルクと砂糖を入れたのが、珈琲との最初の出会いでした。

あれからもう55年も珈琲を飲んできた訳で、もちろんインスタントの時代もあり紆余曲折は山ほどありますが、やはり新鮮な豆をグラインドして1杯1杯ドリップして飲む珈琲は香りもよく、とても美味しいものです。

 

最近はスペシャリティー珈琲といって、しっかりと品質管理がされた珈琲が高額で取引されたり、1杯1万円の珈琲もあったりですが、私は珈琲は嗜好品だと思っていますので、飲む人の好みによって美味しい不味いが決まるものと思っています。

タバコもお酒も同じように人によって好みが違いますので、同じ珈琲をすべての人が美味しいと感じることはあり得ないのです。

また、農産物なので天候などによって年々味が変化してしまいますので、同じ味になるとは限らないという理由で焙煎度合やブレンドする事で、味の均一化を図るようになったのです。

 

こうして珈琲のスペシャリスト達が色々と工夫して、美味しい珈琲がみなさんのお手元に届けられるようになったのですが、家庭で珈琲を挽いて淹れる道具をちょっと工夫するだけで美味しい珈琲が出来ますのでやってみて下さい。

私の場合はペーパードリップを使っていますが、メリタ・カリタ・ハリオの順に使ってきましたのでそれぞれ特徴があって淹れ方や蒸らしの時間も調整して最終的にメリタとハリオを使っています。

 

 

写真は左からメリタ(小さな穴が一つ)、ハリオ(大きな穴が一つ)、抽出の写真ですが、お湯は85度から95度くらいに調整して口の細いカフェケトル(電気式でも良い)が上手に淹れられます。

蒸らしは30秒前後がベターですが、蒸らしの時間によっても味は変わってきますので、お好みで調整して欲しいですが珈琲がお湯に浸かっている時間が長いほどイガミが抽出されますし、短いほど軽い珈琲になってしまいます。

このように工夫が必要ですが、何度かやっているうちに慣れるものですし、お湯の量や温度の関係も手に取るように分かるもので、徐々に珈琲が好みに近づいてきます。

 

 

ドリップの方法は「YouTube」等に沢山出ておりますので、確認してみて下さい。

最後にお湯を沸かす電気ケトルを3種類紹介しておきます。

 

  

 

左からYKG-C800(6,990円)、クラシックケトル(3,990円)、ドリップケトル(4,990円)とリーズナブルです。

温度調整がついてなくても料理用温度計(700円前後)があれば大丈夫ですので、用意してみて下さい。

次回は珈琲ミルとガス用珈琲ケトルを取り上げます。お楽しみに!