秋の古馬三冠を5歳馬が初めて達成できるかが今年最大の注目点で、これまで4歳馬で達成したのが「デイエムオペラオー」と「ゼンノロブロイ」の2頭ですが、この2頭も5歳時は秋の古馬三冠レースを1勝すらできなかったように、5歳馬にとっては厳しい条件であることは間違いのない事です。

今年はあのワールドランキング1位輝いた「イクイノックス」をダービーで負かした「ドウデュース」が、昨年に続いて連覇を目指し、秋の古馬三冠馬になろうとしていますし、達成すればボーナスも合わせて歴代トップの賞金王にも輝くのです。

しかも「ハーツクライ」の後継種牡馬としての道も約束されているので、ぜひ勝ってほしいものです。

色々と不利な出来事が重なって、万全の状態で競馬が出来なかったこともあり、今年の秋を迎えるまでの調整は難しかったのですが、「天皇賞・秋」と「ジャパンC」を勝ちましたので、秋3戦目となる「有馬記念」は最高の状態で出走できそうですし、引退レースでもあり目一杯の仕上げだと思っています。

中山コースで追い込むのは難しいので、昨年と同じような流れで勝って欲しいと思っています。

 

他にも記録の達成が期待されているのが、産駒の14年連続G1優勝がかかっているディープインパクト産駒の優勝です。

(本当は今年英国で「オーギュストロダン」がG1を勝っているので、14年連続は達成されているのです。)

このレースにも「プログノーシス」・「ジャスティンパレス」・「シャフリヤール」と3頭が出走していますが、「サンデーサイレンス」が14年連続ですから、勝つと「サンデーサイレンス」を抜いて1位になる訳です。

私も50年以上も競馬を観てきていますが、日本の馬が世界のレースでこんなに活躍することが出来るのは、まだ先だと思っていましたが、こんなにも強くなった日本馬を応援に海外へ出かけるのも楽しかったですし、最近は年を取って無理がきかないので海外旅行は厳しくなってしまいました。

それでも、のんびりとまた応援に行きたいと思っていますが、今は世界中のレースがネット観戦できますので、自宅で一杯やりながら観戦するのも楽しいものです。

最近は孫やカミさんと一緒に競馬を楽しんでいますし、研究室にも時々は掃除がてら出かけています。