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 日本の競馬史に残る大種牡馬と「サンデーサイレンス」ですが、内国産種牡馬というと「キングカメハメハ」と「ディープインパクト」ですが、流れ的には「サンデーサイレンス系」の「ディープインパクト」・「ハーツクライ」・「ダイワメジャー」・「ステイゴールド」から「ジャスタウェイ」・「オルフェーヴル」と繋がり、「キングマンボ系」の「キングカメハメハ」から「ロードカナロア」・「ルーラーシップ」と繋がってきました。

 

「ディープインパクト」の直系に後継馬がでないのはちょっと心配なのですが、海外からの輸入種牡馬でも「ハービンジャー」産駒は結構活躍していますし、「ロードカナロア」産駒については初年度に牝馬三冠馬「アーモンドアイ」が誕生し、2年目にG1連勝中の「サートゥルナーリア」が無敗でダービーに出走です。

「ロードカナロア」は国内外のG1を6勝もして、16戦11勝2着5回3着1回と本当に強い馬でしたし種牡馬として大きな期待ができそうです。

 

 

 

特に「サンデーサイレンス」系の繁殖牝馬が多いだけにまだまだ伸びる可能性が大きい訳ですが、持ち前のスピードに耐久力をプラスした配合ならこれから「凱旋門賞」を狙える馬が出現しそうです。

「サートゥルナーリア」は母「シーザリオ」(父スペシャルウィーク)で日本の「優駿牝馬」(オークス)を勝っただけでなく、日本馬で初めて米「オークス」を勝った馬ですし、「シーザリオ」の母「キロフプリミエール」の父は「サドラーズウェルズ」なので期待感一杯なのです。

近年の欧州では大活躍中の種牡馬はこの系統が多いのです。

 

なんといっても「凱旋門賞」は世界で一番日本馬に勝ってほしいレースなのですが、これまで3回の2着(ナカヤマフェスタ・オルフェーヴル2回)がありますが、いずれも「ステイゴールド」産駒です。

「ステイゴールド」と言えば日本でG1を勝てませんでしたが、海外のG1「香港ヴァース」を勝ったり、当時G2だった「ドバイシーマクラシック」も勝っている変わり種でした。

でも2歳から7歳まで5年間近く重賞レースで活躍したタフな馬でしたし、最後の引退レースでG1をもぎ取って種牡馬になった変わり者で強烈な個性がありました。

 

こんなに49年も競馬をやってるのに「凱旋門賞で日本馬が優勝」は叶えられていないのです。

「サートゥルナーリア」には是非「日本ダービー」を勝って、「凱旋門賞」へ行ってほしいと願っております。