JUGEMテーマ:競馬

 「凱旋門賞」だけでなく日本馬になんとか出走して欲しいレースはいくつかあるのですが、6月の「プリンスオブウェールズ」(英2,000m)、7月の「キングジョージ6世&クイーンエリザベスS」(英2,400m)、8月の「インターナショナルS」(英2,080m)、9月の「愛チャンピオンS」(愛2,000m)、10月の「英チャンピオンS」(英2,000m)、11月の「ブリーダーズCターフ」(米2,400m)と「ブリーダーズCクラシック」(米ダート2,000m)などです。

まだまだ世界には大きなレースが沢山ありますが、「凱旋門賞」も含めこれらのレースで日本馬に勝ってほしいと思っています。

 

日本の「チャンピオンズC」は「フェブラリーS」と並んで、ダートのG1として日本では二大競走という事になりますが、これらのレースの勝馬が米国の「ブリーダーズCクラシック」に勝てたら本当にうれしいです。

最近は日本馬のセリでも外国の方が目立つように日本生産馬が人気なようですが、市場も徐々に変化が見られます。

それとは逆に海外のセリでも日本人が目立つようになっていて、一時期は不況のあおりで減っていた外国産馬が徐々に増えてきており、楽しみが増えました。

 

 今年も5回ほどパリに出張したのですが、10年前とは日本製品の存在感は大きく違ってしまい製品自体を見ることが少なくなりました。

以前はやはり「SONY」の製品や、「東芝」や「パナソニック」や「NEC」の製品が飛び交っていたのですが、現在では中華製品や韓国製品が多く様変わりしたことがよくわかります。

スマホも「Xperia」シリーズをときどき見かけますが、それ以外の製品はほとんど見かけなくなりました。

 

オーディオに関しても昔の「ラックスマン」や「アキュフェーズ」のアンプは時々見かけますが、その他の製品はどこに行ってしまったのでしょうか?でもハイレゾ機器に関しては最近のヨーロッパの動きは少し変化してきた様に感じています。

ハイレゾブームと並行してアナログのレコードプレイヤーの復活、レコードの販売が急激に伸びているなど両極な世界が広がりつつあります。

私もフランスでも日本でもサウンドに関する仕事をしていますので、オーディオには特に注意をしながら関わってきたのですが、スピーカーとDACだけは結構パリの友人たちにも頼まれて、送ることが多いのです。

 

日本のスピーカーは安くて音抜けの良い製品が多く、ほとんどがハイレゾ対応なのでみなさんよく情報を調べており、小型のスピーカーは月に20セットも送ることもあります。

特に欧州のエンジニアが設計を担当したりチューニングを行った製品が人気なのですが、良く調べています。

 

それと最近急に増えたのがヘッドフォンで、どうやら欧州ではこのヘッドフォンがスピーカーよりも高い価格の物が売れており、ワイヤレスタイプのヘッドフォンが飛ぶように売れているようです。

日本製品も見かけますがあくまでも少数派、これからのオーディオのカギを握っているのは、このヘッドフォンなのかもしれません。

 

競馬の世界とは真逆の世界に陥ってしまった日本製品、活路はどこにあるのか考え直す時期が来ていると思います。

試行錯誤から生まれる製品と、長い歴史に培われてきた製品の違いを見出すことが必要なのです。