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 競馬をやっていると「落ち込む事」が結構ありますが、こんな世界で長い間生活していると5年、10年と経つと慣れっこになってしまうものです。

でも、「勝ち逃げ」においては意外と自分で考えた馬券ではないので、生活に響く負けでなければそんなに落ち込む事はないのですが、「メインレース」の通常買いでは例え3万円でも落ち込んでしまうものです。

これまでも、数々の落ち込みがありましたが、その中でも10年前の03年の「ジャパンC」の時の落ち込みは立ち直るのに2か月もかかりました。

前走の「天皇賞・秋」で楽勝した「シンボリクリスエス」を信じて単勝まで購入した「ジャパンC」は、馬場が重く「ボス」にも先行有利だからと言われたのに逆らってこの馬を購入し大失敗、みんなが馬単15,660円と3連複4,210円を的中させ乾杯する中、たった一人落ち込んでいたのです。

単勝1.9倍とダントツ人気、しかも騎手はあのペリエさんですから負ける筈はないと思い込んで単勝まで購入し勝負を賭けたのに、結果は逃げ先行した2頭の1着(タップダンスシチー)、2着(ザッツザプレンティ)で、3着が「シンボリクリスエス」でした。

悪いことに単勝・馬単だけの購入で、3連複も購入しておらず落ち込む原因になってしまったのですが、相手に選んだのが1番「タップダンスシチー」、8番「ネオユニヴァース」、9番「アンジュガブリエル」(フランス)、10番「ザッツザプレンティ」の4頭だったので、余計に落ち込んでしまったのです。

その1か月後の「有馬記念」は先行して9馬身差の大楽勝、しかもこの時は軸に「ゼンノロブロイ」を選んでまた大失敗、やることなすこと裏目に出て立ち直るまでずいぶん長かったです。

現在はこんなミスはほとんどなくなりましたが、自分で惚れ込んでしまった馬を中途半端に追いかけてはいけないという教訓です。

このことがキッカケで「勝ち逃げ」だけで勝負するようになったのですが、昨年からは「メインレース」の通常買いも少しだけ購入しています。

「吾郎」さんのように上手にはいかないのですが、マイナスにならないように工夫出来て毎週末が楽しみです。

みなさんもこんな経験をしないように、しっかりと勉強して頑張って下さい。