今週末からいよいよ東京&京都で2開催が行われますが、注意点を説明して参ります。
●3つの楽しみがあります。
★3歳戦はもう三冠レースの「秋華賞」と「菊花賞」だけで、今年は牝馬の二冠馬がおりますのでチョット楽しみです!
★古馬戦は新規参入と古参が入り乱れての戦いとなりますので、能力比較が本当に楽しみです!
★2歳戦はこの時期のデビューが最後のチャンス暮れのG1へ向けて楽しみな馬達が集結です!
全体的には馬券も良く売れる時期ですし、「勝ち逃げ」も「コロガシ」もいつものように冷静さを失わないで、頑張って欲しいものですが、これからの勝負もこれまでと何にも変わらないのです。
いつものように勝負するだけですので、特別な事はありません。
「勝ち逃げ」で注意する事は、やはり占有率には注意して、軸で買うのかBOXで買うのか判断して欲しいものですし、「コロガシ」は決して偏る事のないレース選びが大切ですし、じっと待つ事も必要ですので、この2歳戦が切羽詰まった時期こそが最大のチャンスです。
海外競馬も「凱旋門賞」が終わり、久しぶりに無敗の「凱旋門賞」馬「エースインパクト」が誕生しましたが、2013年の「トレヴ」以来ですし、その前が2008年の「ザルカヴァ」とフランス馬ばかり、イギリス馬では1995年の「ラムタラ」、1955年と1956年に連覇したイタリアの「リボー」、その他は全てフランス馬(ブラントーム・カラカラ・サガミックス)となっています。
こうして「凱旋門賞」が終わると、残りはアメリカで行われる「ブリーダーズカップ」が最大のイベントとなるのですが、暫くは国内集中です。
しかし21日と22日の「アスコット競馬場」のチャンピオンズデーにも注目です。
今年はディープインパクト産駒の「オーギュストロダン」が「英ダービー」と「愛ダービー」と「愛チャンピオンS」を勝ちましたし、ハーツクライ産駒の「コンティニュアス」が「英セントレジャー」を勝ったことで、日本生産馬が英国の三冠レースを全て勝ったことになりました。本当にうれしいです!
「オーギュストロダン」も「コンティニュアス」も愛クールモアスタッドの生産馬なのですが、「オーギュストロダン」の母「ロードデンドロン」(日本語ツツジ)は父「Galileo」で、「フィリーズマイル」・「オペラ賞」・「ロッキンジS」とG1で3勝していますし、「コンティニュアス」はディープインパクトと種付けしようと来日したのに、できなくなってハーツクライになったそうで、日本のパカパカファームで生まれてからクールモアスタッドに移動されたとのことです。
母はフラッフの父はやはりGalileoでしたが、英「2000ギニー」の勝ち馬「サクソンウォーリア」も同じクールモアスタッドの馬で、母メイビーの父はやはりGalileoです。
どうやらGalileo系牝馬とサンデーサイレンス系種牡馬の組み合わせは良好なので、今後も期待できそうですしまだまだ子孫が拡がりそうです。楽しみです!
準備を整えて、海外競馬も国内競馬も目一杯楽しみたいものです。