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「カップオブエクセレンス」は毎年行われるので、その年のエントリーされた珈琲の中から80点以上の珈琲がスぺシャルティコーヒーとして認定され、86点以上の珈琲が「トップスペシャルティコーヒー」、88点以上が「トップオブトップ」に順位が決められて認定されます。
下記のマークが「カップオブエクセレンス」のものです。
珈琲産地の収穫時期に合わせて各国で行われますので、各国のCOE1位に輝いた珈琲はいくつもでますが、すぐにオークションがインターネット上で開催されますので、すべてを入手するのは困難です。
もちろんCOE1位の豆を日本の業者が落札することも多いのですが、すべてを入手して飲むことはできませんので同じ地区のCOE4位とか10位くらいまでなら入手できるチャンスは大きくなります。
私も昨年度のCOE4位の「ルワンダ シンビCWS」(RWANDA Simbi CWS FullyWashed)を飲みましたし、パナマゲイシャのエスメラルダ農園の「Geisha1,500」も自分でドリップしましたが、とても美味しい珈琲でした。
私達が珈琲を始めた頃は香り・苦味・甘味・酸味・コクぐらいしかなかったのに、フルーティー・フラワー・キャラメル・チョコレート・ブラウンシュガー・ボディー・ハーブ・苦味と分類が増えました。
焙煎も浅煎りのものが増えたので湿気の多い時期はすぐに膨らみが足りなくなってしまいますし、抽出するのにそれなりの技術が必要になります。
ちょっと大変ですが、浅煎りの珈琲ほど抽出は難しくなるのです。
もちろん焙煎後の珈琲豆が日にちの経過によって風味が徐々に抜けていく事は、みなさんもご存知だと思いますが、浅煎りほど早く劣化するのです。
私はできるだけ14日以内~21日以内に消費できるように、注文を調整しています。
すべての人の好みに適している訳ではないのも事実で、どうしても苦い珈琲でなければ嫌だという方もおられますし、酸味の強い珈琲を好む方もいますが、COEに選ばれた珈琲は平均して美味しいのが多いです。
ワインの様な香りのするものや華やかな花の香りのするものもありますので、楽しんでみてください。