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 今年の英・仏・愛3国のダービーとオークスにスポットを当ててみたいと思います。

 

◎6月2日英オークス「エネイブル」2:34:13(5馬身差の圧勝)

◎6月3日英ダービー「ウイングスオブイーグルス」2:33:02・3/4差2着「クリフスオブモハー」・首差3着「クラックスマン」

◎6月4日仏ダービー「プラムト」2:06:51・短頭差2着「ウォルドガイスト」・1差3着「レコレトス」

 

◎6月20日仏オークス「センガ」2:05:97・1差2着「シスターチャーリー」・ハナ差3着「テラコヴァ」

 

◎7月1日愛ダービー「カプリ」2:35:45・首差2着「クラックスマン」・短頭差3着ウイングスオブイーグルス」(骨折引退)

 

◎7月15日愛オークス「エネイブル」2:32:13(5馬身半差の圧勝)

 

このように通常は2400mで行われるダービーとオークスですが、仏だけはマイラー達にもチャンスのある2100mで行われているのです。

続いて日本のダービーとオークスとの比較です。

 

◎5月21日オークス「ソウルスターリング」2:24:1・1馬身4/3差2着「モズカッチャン」・2馬身半差3着「アドマイヤミヤビ」

◎5月28日ダービー「レオデオロ」2:26:9・3/4差2着「スワ―ヴリチャード」・1馬身1/4差3着「アドミラブル」

 

英愛両オークスを勝った「エネイブル」(父ナサニエル)は時計的にも優秀でこれから期待したい馬です。

両オークス連覇も10年の「スノーフェアリー」以来という事ですが、この馬は日本でも活躍しており、同じ10年と11年の我が国のG1「エリザベス女王杯」も連覇し、G1で6勝して13年に引退しました。

 

 今年はこんな感じで国外も国内も牝馬のレベルが高そうで楽しみ一杯なのですが、「エネイブル」と「ソウルスターリング」が「エリザベス女王杯」で激突なんてあったら最高です。

実は「エネイブル」の父ナサニエルと「ソウルスターリング」の父フランケルはどちらも「ガリレオ」産駒、しかも同世代で「フランケル」には敵わなかったものの、「ナサニエル」は「キングジョージVI世クイーンエリザベスS」と「エクリプスS」のG1で勝っています。

 

いろんな意味で血統的にも「ガリレオ」にたどり着いてしまう流れが欧州にはあって、今年は「ガリレオ」産駒Vs「フランケル」等のガリレオ系種牡馬産駒という構図ができつつあって、日本の「サンデーサイレンス」時代を思い出してしまいます。

 

さて「ワールドレースホースランキング」も発表されましたが、134「アロゲート」、132「ウィンクス」と2頭が抜けていて、3位に125「ガンランナー」となっていますが、3歳馬では123「チャーチル」(父カリレオ)が1位で、全体でも5位となっています。

3歳馬の2位は122「オールウェイズドリーミング」、6位に122「エネイブル」が入って、10位に120「レイデオロ」(全体19位)という事ですので、秋から来年は期待できそうです。

「競馬の夢」応援していきたいと思っております。