JUGEMテーマ:競馬

 今日は「シゲ」さんが20年12月15日に書いた記事を紹介します。

全文その時の記事のコピーですが、これは私達が「競馬塾」で勉強した時から、既に30年も経っても変わっていません。

よく読んでみれば、間違いが何処にあるか分かると思います!

 

 今日は「思い込み」という間違いを続けると競馬は難しくなってしまうのですが、私もそうだったように何度かその「思い込み」で失敗を繰り返しました。

「競馬は統計学」という専門家が多いですが、それだけではデータ不足になってしまいどうしても「時計学」も必要になってしまいますし、「レースレベル学」も「血統学」も必要になります。

 

例えば2歳戦でデビュー戦以外は、直線だけのレースなら時計を持っている馬が順当に勝ちますが、距離によっては違った結果になりますし、これがコーナーを回る競馬ではインコースを回るのと、アウトコースを回るのでは、実際に走る距離は大きく違ってきます。

したがって能力差が決定的なのに馬込を嫌って自分からアウトコースに行くタイプの馬には、ロスタイムが生じてしまうからです。

気の強い馬は馬群を割って出てきますが、それでも前が壁になって負ける事もある訳で、要素は限りなくあるものです。

 

3連複や3連単での的中率が50%を超えるなら、そういうレースを集めて勝負する方法を考える事は正しい選択なのです。

皆さんも今年の2歳未勝利戦やオープン戦の的中率は確認していただいていると思いますが、未勝利戦は売り上げが少ないので多くの人がそこに群がれば、自然とオッズは下降して利益を出すことが難しくなってしまいます。

 

その点特別レースに組まれる2歳オープン戦や1勝クラスは、売り上げが多い分影響は少ないので、勝負は多数の人ができるのです。

どのようにしてレースを選ぶかは個人差がありますので、一人で選ぶよりはグループで話し合って決めるのが最良の方法なのですが、これも逆に考える方が多いです。

冷静に考えれば分かる筈なのにそこから先へ進めないのは、確固たる指針が無いからで、私達の様に「レース支配率」(占有率)があれば、Aランク~Cランクまでのレースに絞って、堅めに勝負するならAランクのレースの中から、中穴のレースを狙うならBとCランクから選べばいいのです。

 

私達には大穴のレースを選ぶ必要がありませんので、確実に1日1鞍的中できればプラスする「勝ち逃げ」、少ない金額で勝負するなら「3コロガシ」の手法で自分達でレースを決めて、「Pランク」(6頭)競馬に徹すればいい訳です。

決して私達の「Pランク」がベストではなく、単勝人気でも複勝人気でもできますので、最初に考慮するのは対象とする頭数を少なくすることからスタートします。

 

人間の心理はとても複雑なのですが、ついつい競馬をやっていると好きな馬を作ってしまい、そこから間違いが始まるのです。

その後は全てその好きな馬が競馬のベースになってもう大変、冷静な判断ができなくなってしまうのですが、ディープインパクト、オルフェーヴル、アーモンドアイのような馬は10年に1頭ぐらいしか出現しないものです。

 

この右派的考え方には、左派的考え方をする仲間が必要なのですが、人間の悪い部分で勝手に必要ないと思い込んでしまいます。

この殻を破れれば自分の中での競馬は大きく変わりますし、右派と左派がぶつかり合う事で見えないものも見えるようになるものですし、自己中から抜け出すチャンスでもあります。⇒続く❕